生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

母さんが面接官やったら

f:id:kannpai:20200731201641j:plain昨夜は、夫と長男とですでにホットプレートのビビンバチャーハンを食べ始めている時に、次男が帰って来た。

すぐにテーブルに来たのでホッとする。


有り難い内定を頂きながらも、先輩や友だちや家族と話す中で、将来なりたい自分の輪郭がはっきりしていって、何度も考え直して、調べ直して。

きっとそんな日が続いていた。

バカな母親の心配までしながら。


余裕のある時には、面接の内容も少し教えてくれた。


面接官がどう答えてほしいと思っているかがわかっても、本心で話したい。

だから、自分に嘘はつかないように、でも賛成してもらえるように懸命にまとめる。


しんどかっただろうな。


最終面接では夫や私に近い年齢の方もいるようで、それで、時々私にも聞いてきたんだろう。


母さんが面接官やったら、こう答えるヤツどう思う?


私がもし面接官だったら、人や物事をバカにしている人以外はみんな落としたくない、と思っただろうな。


だから私なんかに聞いても参考にはならなかったと思う。


だけど、一人ひとり育ちも違って40年も50年も生きていたら、みんな結構偏ってきてるんじゃないのかなと内心では思う。


だから、その面接官の送って来られた人生が少なからず影響してしまう面接で、たとえ落とされても、全面的に受け取らなくていいと。

実は、隣で見つめてくれていたもう一人の面接官は、あなたがいい、と秘かに思ってくれていたかもしれないし。


今日も暑い中、白いシャツと黒いスカートの就活生らしき女性を見かけた。

早く決まったらいいね。



今夜もまた買ってきたものとホットプレートで焼そば。

私はまたオクラを茹でた。

今日もホットプレートで

f:id:kannpai:20200730185736j:plain
今日は午前中の研修だけで仕事が終わったので、帰りにお供えを買いに行った。


初盆の日がお寺の都合で来週の平日に。

どうして私が行けない平日になるんだろう、と思ったけれど、ホッとしたのも事実。


父の好きな物を考えてしまうのが嫌で、母の好きそうなお菓子の売り場に自然と足が向く。

とにかくまだ父のことから離れていたい。


びん詰めのフルーツゼリーと黒豆の入ったカステラのような物にして、送ってもらった。


鉄板焼きの材料も何か買おうと思ったけれど、お供えを選んだだけでもう疲れてしまった。



次男は、今日で就活終わるかもしれへん、と言い残して出掛け、まだ帰って来ない。


冷凍室を見ると、昨日生協さんから届いたビビンバチャーハン、ずっと前からある餃子、牛肉がほんの少し。

卵もあるし、さっきオクラだけは買って来ている。

オクラを茹でておいたら、今日も大丈夫そう。


お昼ご飯を食べるのを忘れていたので、急にお腹がすいてきた。


次男が笑顔で帰ってきてくれたらいいな。

毎日ホットプレートがいい

f:id:kannpai:20200729195457j:plain日曜日に注文したホットプレートが月曜日に届いてビックリした。


特にお急ぎ便とかにはしなかったはず。


長年使ったホットプレートは子どもが生まれた頃すでにあったと思う。


焼き肉、焼そば、お好み焼

目玉焼きをしたり厚揚げを焼いたりもした。


きっと子どもたちは、色んな出来事がある中、その時には笑顔で美味しそうに食べてたんだろうなぁ。


横に社名が書いてあるけど、もう今はその会社はない。

本当なら、同じ会社のを買いたかったけれど。


たこ焼き器や焼き肉用の鉄板が付いていないプレート1枚だけの物にしたら、とても安く、しかも前のより少し大きいのが買えた。


もっと早く買い替えてもよかったな。



実は私はまだ料理をせずに、仕事帰りにお弁当を買って来たりしている。


それで夫や次男が何か作ってくれたりもするのだけど、これからたぶん鉄板焼の日が続くんだろうな。


月曜日はさっそく焼そばとステーキ(輸入肉)だった。

私はキャベツを切っただけ。


昨日は味付きの牛肉と鶏肉、ふるさと納税のお礼で岩手県から届いた黄色いズッキーニ。

それにコンビニで売っている香辛料タップリのソーセージ。

私はブロッコリーを茹でただけ。


輸入肉も味付きのお肉もほとんど食べたことがなかったけれど、次男が躊躇なく買ってきてくれたそのお肉は、どれもとても軟らかくて美味しかった。


今日は何を焼こう。

冷蔵庫には焼そばの材料。冷凍室にサーモン。

今、なぜか寝てしまっている次男が、今日の分も昨日買ってくれていたんだと思う。


いつまでこのホットプレートを囲めるだろう。

毎日ホットプレートがいいな。

生きていってほしい子スズメ

f:id:kannpai:20200728190832j:plain今朝、出勤してすぐ手を洗いにトイレに行くと、スズメがいた。


私の足音に驚いたようで、バタバタと個室の壁の上に飛び上がったり洗面の方に下りてきたり。

よく見ると、おそらくまだ子ども。


鏡にぶち当たったりするので、これ以上驚かせると.危ないと思って、私は動けなくなった。


サンドイッチがカバンにあったので、取り出して端の方をちぎり、そっと差し出す。


もちろん来ないので、トイレの床なのにわるいなぁと思いながら転がしてみる。


スズメがいる洗面の下にうまく転がったけれど、食べ物だとわからないのか、ただただ怖いのか、また飛び始める。


少しだけ開く窓に気づいて開けた。

お願い。

ここから出て行って。


間のわるいことにカラスの鳴き声。


今度は個室の中に入ってしまった。


どうしよう。水を飲もうなんてしたら。


そして誰かが入って来てスズメに気づかなかったら。


やっぱり私はここを離れられない。


個室から出たスズメは私をじっと見ている。

片足が変形しているように見える。


もしこれ以上、このスズメの弱さを知ってしまったら、どうしよう。

スズメは飼えるのだろうか。


そろそろ誰か来るかもしれない。

スズメだからそんなにひどいことはされないと思うけれど。


でも、追い掛けられて、パニックになって、どこかに激突したら。


どうしよう。

早くあの窓から出て行って。


祈りながら待っていると、スズメは窓のサッシに飛び移り、真下をのぞいたかと思うと飛び込むような後ろ姿で消えた。


カラスの声はそんなに近くなかったし、もう聞こえないし、ここは3階だけど、たぶんしっかり飛んで行ったはず。


あんなに小さいのに、自分だけで生きていかないといけないんだな。

厳しいな。


もうその先を考えるのはしんどい。

どうか元気に生きていってくれますように。

思い出せるシーンをやり直す

f:id:kannpai:20200727182700j:plain前向きになれないなら、それでいいと思う。

明るくなれなくても、周りに感謝できなくても、取りあえず生きておく、も大ありだと思う。


前向きになれないことや感謝できないことが、自分はダメだと思う気持ちに追い打ちをかけて、生きる力を奪っては本末転倒。

自分にも言い聞かせてきた。


ほんの3ヶ月前には、生きても生きなくてもどうでもいいと思い、取りあえず書こうとこのブログを始めたけれど、うまく底に足が着いているのかもしれない。


どうせ生きるなら、今度こそ自分の気持ちを探り当てて大事にして生きたい、と思える時もある。


まだ、今まで助けてくれなかった人たちに感謝なんてできないけれど。


今でも時々、みんな嫌い、と心の中で言ったりして恥ずかしくもなるけれど、小さい頃から、助けて、が言えなかった自分の心の叫びだとしたら仕方がない。


色んな分野で活躍したり(もちろん努力もして)、素敵な趣味を持ったり、教えたり、広めたり、幸せを周りに配ったり、そんな毎日を送っている人も多い。そんな年齢。


でも、もう私はいいと思っている。


今、自分の気持ちを探っているのだから。

いくら遅くても、この順番でしか進まない。


自分の姿を思い出せるところまで人生をさかのぼる。


その時に本当はどうしてほしかったと思うか、何て言ってほしかったと思うか。

自分の気持ちはどんな感じか。


思い出せる限りのシーンを、心の中でやり直してみる。


やり直しながら現在までたどってくる。


そうすれば、今、人が教えてくれる言葉も、もっと心の奥まで染み込んでくるんじゃないかな。


そうすれば、私の場合は、もっと周りの人に感謝もできる気がする。

No.160 ハンカチにアイロンを当てよう

f:id:kannpai:20200726213231j:plain連休が終わってしまう。

先々週くらいから、夫が、ハンカチのアイロン当てといてな、と言っていた。


わかった、と言いながら、私は当てていなかった。


料理も洗濯もできるのに、アイロンかけは難しいと思っているらしい。


先週も連休前も、ハンカチアイロン当てといてな、と言われたのにしていなかった。


ほんとに私はひどいと思う。


不器用な手で伸ばして引っ張って畳んでいたんだろうな。


この連休で、お香とスケジュール帳が買えて、勢いでアルバイトの応募までした。


洗濯機が時々給水されなくなっていて、ホットプレートは表面がかなりはがれていたので、どちらもネットで探して注文してもらった。


洗濯機は16年くらい、ホットプレートはもっと長く活躍してくれたもの。


長男と話を合わせたくて、ネット証券の口座開設をしてもらった。


もう着ないだろうと思う衣類を少し捨てた。


何も努力したことはないけど、いくつか進んだなぁと思っていると、夕方また夫が小さな声で、ハンカチアイロン当てといてな、と言った。


この連休で進んだこと全部を合わせても、ハンカチ何枚かにアイロンを当てることの方が、本当は私にとって大きかったような気がした。


自分の手で、目に見えてきれいになる。

気持ちいいだろうな。

それに、喜んでくれるんだろうな。

新しいスケジュール帳を買ったら

f:id:kannpai:20200725153552j:plainこんな時期にも買えるなんてとても嬉しい。


父のことを思い出してしまうので、春から見られなくなっていたスケジュール帳。


でも、仕事に行く以外は予定もないので、全然困っていなかった。


実家は父がいないから行かない、再開したコーラスも歌う元気がないから行かない、時々出ていた土日出勤も出ない。


継続して行っていた研修会は全て中止。


誰かに急に誘われても休日は全部空いている、とわかっていた。
スケジュール帳を使わなくても。


でも新しいのが手に入ったから、取りあえず仕事の日を○印で書き入れてみた。


自分ではどん底だと思いながらも、週に4、5日の仕事に休まず行ってるんだな、と思う。


能力は低くても、真面目だし、我慢強いし、人に気を使うし、というところで、なんとか表面上は問題なくやっているんだな。


○印を書き入れて、ふと思った。


予定が入らない日が多い、会いたい人もあまりいない、行きたい所もないなら。


生きている間にこれ以上気持ちが浮上しないかもしれないなら。


なくすものがない、と思っている今なら。


ダメもとでやってみようかな。


正直なところ、すごくやりたいのかもわからないけれど。

明日には、やっぱり無理だと思っているかもしれないけれど。


自分でもビックリするくらい頭と手が動いて、ネットで週1のアルバイトを探し、そして本当に見つかった。


まず年齢でダメだろうけど。

でも、勢いで本当に応募してしまった。


新しいスケジュール帳を買ったら、こんなに動いてしまった。