生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

一番大事な自分とずっと一緒にいる

f:id:kannpai:20210707190232j:plainアンカーのランです。


大雨の中を帰って来ました。一人暮らしについてまた考えながら。


家族にも迷惑を掛けない一人の生活。
始めるならもっと早く、さんざん迷惑を掛ける前に始めるべきだったと思います。


今出て行くのはやっぱり私にとってはデメリットの方が大きいと思う。


もしかしたら少しは取り返せたかもしれないのに。
少しは償えたかもしれないのに。


そんな後悔がさらに加わるかもしれないからです。


しんどくて、やるべきことをしなかった。
困ったり怒ったり、後悔ばかりでずっと来てしまった。


今はまだ長男がいて、私の料理で喜んでもらえるチャンスも、楽しそうに過ごす姿を見せて安心してもらえるチャンスも残ってる。


夫には腹を立てたり理解できなかったり、色々あるけど、私は謝らないけど、私が迷惑を掛けてきたことも多い。
いつか辻褄を合わせておかないと。


それでも、長男が出て行き、夫の幸せを見通せたなら、やっぱり一人で生きていきたいかなと思います。


子ども時代からのやり直しはできないけど、自分の声をよく聴いてあげて、したかったことを一つひとつ。


知り合いをたくさん作って気を遣うより、一番大事な自分とずっと一緒にいる。


そんな幸せ、大ありです。

嬉しい出来事でも受け取りきれない

f:id:kannpai:20210706192640j:plainアンカーのランです。


今日はとても蒸し暑かった上に、色んな人と会ったので消耗しました。


会えたことは嬉しかったのです。
でも、ある程度以上のエネルギーがないと、嬉しい出来事でも受け取りきれないのですね。もったいない。


エネルギーといえば、この間の休日、知人とお昼ごはんを食べて、少し充電できました。
テラス席で横に並んで1時間半。
これくらいならまん防中でもいいでしょう。


どんな話の流れだったかその人に、一人暮らししてみたことがあるかを尋ねました。


すると、ない、したい、と即答。


子どもが大きくなって、夫と一緒にいる時間が増えて、色々見えてきた。


一度別居して夫婦の関係が良くなった、って言ってる友だちもいる。


ワンルームいくら位で借りられるか見に行って来た。


そして、芸能人の例も挙げてくれましたが、芸能人をあまり知らない私の頭は、もうそのあたりからボーッとなっていました。


一人暮らしをしてみたい気持ちは、確かに私にもありました。


したいことはしとかなあかんで、と子どもたちは言ってたし、私もそう思う。


子どもたちがどんな理由を想像しているのかわからないけど、そんなことはいいです。


もう誰にも、家族にも迷惑を掛けない生活。


理由は他にもあったと思うけど、今はこれです。



彼女は近いうちに一人暮らしするのかな。
私の理由とは違うみたいだったけど。

好きな人がいっぱい食べたらいい千切りキャベツ

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夫は昨夜もキャベツの千切りをしていました。


どんどん上手になっていくようです。


最初の頃、意外と上手だなと不思議でしたが、ある日気づいたのです。
帽子みたいな形のキャベツに。


丸ごと一個の上半分弱をスーッと横に切って使う、夫が思いついたらしい方法。


だから芯がなくて切りやすい。
それで、面倒がらずによく作っていたのですね。


葉を1枚ずつ取り、芯の部分は葉とは別に薄く。
昔、誰かに教わったまま、私はこの千切りを疑うことはありませんでした。


まな板の上の帽子みたいなキャベツを初めて見た時、なるほど、と感心しましたが、じゃあ下半分のキャベツはどうするの?と怒ったのは、負けた、と感じたからかもしれないです。


夫は芯は別の料理に使っていました。


その千切りキャベツですが、好きな人がいっぱい食べたらいいわ、と思ってるうちに結局残ってしまうことがあります。


それで夫が翌日の焼そば案を出すのです。
昨夜は長男もいなかったので余計余りました。


軟らかくて太めの千切りキャベツは、焼そばに使っても美味しいです。



明日、焼そばするから。


だからお弁当買わんといて、と昨夜の夫は言いたかったみたいです。

彼女と一緒に塗り絵を

f:id:kannpai:20210704191928j:plainアンカーのランです。


イラストの上手な少女と話がしたくて、以前教えてもらったイラスト用ペンのセットを買いました。
こんなのです。


コピックデビューセット。
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塗り絵も付いていました。
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そして先週また会えたのでそれを見せると、とてもびっくりして一緒に塗り絵をしてくれることに。


イラストはデジタルで描くことが多いから、紙とペンを使うのは久しぶり。ほんと楽しい!


そう言って目の前で、配色や塗り方をちょっと考えてから、きれいな指先でサラサラと塗っていく彼女。


そんなに複雑じゃない女の子の絵を、同じペンを使って塗るだけなんだから、それほど差は出ないと思っていました。


それが…。


空気がなんだか違う。


恥ずかしそうないつもの彼女はどこかに行っていて、こういうのは任してね、と言ってるような、まるでプロを思わせる雰囲気。


ここに載せられないのが残念です。
本当に上手でした。


私の下手な出来上がりを褒めてもらうと、まるでプロから褒められたようで嬉しい。


頑張って、絵、上手になります、と思わず言ってしまいそう。


結構高い物ですが、重ね塗りもできるし、インクを補充することもできるし、何100色もあります。


持ってるだけでなんだか絵師に仲間入りした気分。
彼女のきれいな指先を思い出します。

フン それでいいのさ

f:id:kannpai:20210703185133j:plainアンカーのランです。


やっとノートパソコンが買えました。
来週届いたらブログもそれで書きます。
他の人のブログも大きな画面で読めるし、とても楽しみです。


鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。

その魅力を、セリフを中心に今日もお伝えします。


今回は第6巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。





合宿2日目、細工された自転車で走る今泉くんと鳴子くんは、前日の遅れを挽回しようと、暑い中を休憩もせずに走り続けていました。



(今泉くん)
限界近いぞ
相当おまえバテてるな


(鳴子くん)
んじゃと ゴラァ
バテてへんわ


(今泉くん)
そろそろインターバル取れ
オレより先に



強がる今泉くんですが、自転車に携帯している飲み物のボトルを取りそこねてしまいます。
本当はボトルをしっかりと持つ力もない。
それを拾おうと自転車から降りると、もうすぐには立ち上がれない状態でした。


鳴子くんがそれに気づいてボトルを取ってあげます。


ほらよ


(それなのに今泉くん)
いらねェ…
先に行け


(鳴子くん)
何言うてんねん アホが
そこはアレや ありがとうやろが
意地張んのもたいがいにせいや
ワイらある意味 運命同じや
得意分野縛られて常識破りの1000km走破
3年に勝つとか言っとる場合やない!!



でも今泉くんは、強気の態度を変えません。



オレは おまえには負けない

1000kmがどうした
しかけがどうした

ギアが足りないなら 回転数とダンシングでカバーすればいい
距離が足りないなら朝でも夜でも走ればいい
オレは負けない

残り2日と半分で
全員必ず抜いてみせる!!


(鳴子くんのハッとする顔がいいです)
確かにな そーやな
暑さでまいっとったのはワイの方やったみたいやな



今泉くんが受け取らなかったボトルをポォンと投げ、自分で拾え、と。

つまらん情けかけて損するとこやったわ!! こんなスカシヤローに


(今泉くん)
フン それでいいのさ



そして二人は休憩を取らないまま、猛ダッシュ。先輩たちを追いかけて。


今泉くんの強気はもう極限状態で、それを保とうとしているんですね。
だから、ボトル拾ってくれてありがとう、一緒にガンバろう、なんて甘えが一瞬でも入ると保てなくなる。


鳴子くんにもちゃんと伝わっています。
だから、すぐに突き放したし、怒らない。
尊重しているのだと思う。


この人たちは一日でどれだけ成長するのでしょう。


すごいです。スポーツって。高校生って。


スポーツもしていないし、歳も取ってるし、できることは限られているけど、この人たちに見られても恥ずかしくない大人でいたいな。

見られることはないですが。

500記事まで来ました

f:id:kannpai:20210702155443j:plainアンカーのランです。


お陰さまで、昨日の記事で500記事になっていました。
読んで下さった方に本当に感謝しています。


ブログなのでどんどん発信できました。
リアルではなかなかです…



人間って社会的な生き物なんだな、としみじみ思います。


悩みのほとんどは、人との関係なんですね。衣食住が満たされていれば。


自分の存在を認められたい、から始まって、人とうまく関わりたい、社会の中でうまくやっていきたい、ということだと思います。

あと生死の問題もあって、私はこれが大きいですが。



赤ちゃんは、愛されないといけないですね。可愛いね、と。


愛されることで自分の存在を感じられるようになる。


人形を可愛がるような一方向の愛情じゃなくて、共感性のある愛情。


嬉しいね、気持ちいいね、知ってるね、怖いね、嫌だね…


こうしてほしいのね。


そんな愛情を得られていると、大きくなって、色んなことがあっても、いつしか勇気が湧いてくるんですね。


自分って大事な存在。間違っても失敗しても、どんなことになっても。


価値のある自分。


本来なら、ここまで感じられていれば、悩みが深刻化することは少ないんじゃないかと思います。


価値のある自分だと思っているから、理不尽な状況になると、ひどくなる前に、自分はこの状況にいなくていい、と思う。


人は信じられる、と思うから、困った時に相談することを躊躇しない。



でも実際は、個々の特別な事情、性格、他にも多くのことがあって、もっと複雑なんだと思います。



私は相談できませんでした。
そして簡単に整理も納得もできません。


だからやっぱり人の人生に関わることについての理解は、敬意を持って慎重に。


毎日このことをかみしめながら仕事をしています。

レースに負けたら機材を疑え

f:id:kannpai:20210701191415j:plainアンカーのランです。


母が紫陽花が好きで、私もずっと好きでした。


今は種類もたくさんありますが、昔からある小さめの薄紫色の紫陽花が一番好きかな…



鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。

その魅力を、セリフを中心に今日もお伝えします。


今回は第5巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。





インターハイに向けた合宿。
4日間で1000km走破、がメニューです。


しかも、鳴子くん、今泉くん、坂道くんの自転車には細工がされます。強くするために。


鳴子くんの自転車はハンドルが替えられ、バーハンドルに。


持つところが色々あるグネッと曲がったハンドル(ドロップハンドル)じゃなくなったということですね。


ロードバイクはスピードを追求しているので、いろんなポジションが取れるようにドロップハンドルなのです。


下ハンは加速専用。前傾姿勢で風の抵抗を軽減する。


スプリンターなのにそれが使えないのです。風に邪魔される…。


今泉くんの自転車はシフトチェンジが出来なくなります。 


ギアが固定されると、登りは体力を奪うダンシングするしかなくなる。


斜度の変化に合わせる、最適なラインを取る、そういう細かなギアチェンジが得意な今泉くんなのに、それを封じられたのです。


坂道くんには何も伝えられなかったので、坂が速く登れなくなった理由に気づきません。


いつもと違う…
なんか体が重たい…
登れない…坂が…
坂が 楽しくない

今までうまく登れたのは
たまたまだったんだ…


坂道くんと同じ登りが得意な先輩(クライマー)の巻島さんが見かねて教えます。


レースに負けたら機材を疑え
レースに勝ったら自分を讃えろ
だぜ?


坂道くんの自転車のホイールは、重くてバランスのわるいホイールと替えられていました。


自転車が重いのは特に登りの時に地獄、というのは経験はなくても想像がつきます。


自分で状況を判断し対処する力をつけるため、という主将の狙いもありました。



けど お前には登りしかない

小野田よ
得意なモンが一つだけあって
そいつにフタされたら
そんな時どうする
待つ?逃げる?
迂回する?それとも落ち込むかァ

突破するっきゃないっショ

オレら
それしかないんだから



シャイな巻島先輩ですが、普通にカッコいいです。


それと、レースに負けたら自分を省みろ、ではなくて、機材を疑え、というのにドキリとしました。


頑張ったなら自信を持って、自分以外を疑わないと。