生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

こんな時ですけど1つ聞いてもいいですか

f:id:kannpai:20210721190637j:plainアンカーのランです。


職場に来てくれた女の子と一緒にスライムを作りました。


ホウ砂は量らなくても適当な量を、湯ではなく水で溶かして、洗濯のりは多い目に。
教えてくれる通りにすると、見事によく伸びるスライムができました。


紙粘土もしっかり混ざったし、ラメも入れてとてもきれい。
喜ぶ私を見て女の子も笑顔です。


やっぱり子どもの笑顔はいいです。
大人が守らないと。




今日もマンガ「弱虫ペダル」の魅力を、セリフを中心にお伝えします。


今回は第11巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。







インターハイ1日目の山岳ステージ。


チームを引いて箱根の登りを駆け上がる役割を任された坂道くんですが、山に入る手前の クランクで発生した集団落車に巻き込まれます。


駆け寄ったサポートメンバーの手嶋先輩に、坂道くんは。



あの…こんな時ですけど1つ聞いてもいいですか

ボクは役割をまかされました
だからみんなに追いつきたい…けど

ボクは最下位です
みんなは先頭の方にいる…この差を
ボクは追いつくことができますか



(手嶋先輩)
「大丈夫だ」とかテキトウなことは言わねェ だから

登りで100人抜け‼

そしたら必ず追いつく‼




チームは優勝を狙っているのに自分は最下位にいる。
こんな時に人に話せる力。


度胸?発想?自信?


自信ではないでしょ、と感じられる人はある程度の自信があるのかもしれません。
自信というより自己肯定感なのかも。


大きなことが起きた時、ショックで動けなくなったり怖さに支配されたり。
誰かに助けてもらえるなんて思いつかなくて。


なので、一人で抱え込むモードに一気に入ってしまう。


心配な気持ちをすんなり話せた坂道くんには、きっと自己肯定感とか自由に動く心があって、だから自分の能力以上を発揮、限界を突破できるのかもしれません。


ちょっと大げさでした。


坂道くんはただただ一生懸命、そして諦めないのです。

ご褒美を先にもらってしまったら

f:id:kannpai:20210720194353j:plainアンカーのランです。


急に夏になった、と何人もが言っていました。


セミの方がかなり早く夏だと知ってましたね。だから私ももうとっくに夏でしたよ。
なんて言えなかったけど。



職場の窓からほど近い大きな木にセミがいます。


そのセミの鳴き声を聴きながら仕事をし始める時間帯がとても心地よかったのですが、すぐに朝一番からエアコンが入るようになり、今朝もそれに合わせて窓が閉められました。


冬の寒い間中、コロナ対策の換気だとかで窓は少し開いていたのに。



長く続くアスファルトの山道に自転車を停めてセミの声を聴いていたいです。
カーブの向こうからは不思議なほど誰も来ない。


だんだんぼんやりしてきて、わからなくなるほど聴いていたい。


今聴こえている鳴き声なのか、少し前のものなのか。
はるか昔に聴いた記憶なのか。




お風呂のリフォームは結局やめたので、キッチンのリフォームをすることになりました。


いつか、と言っていたら終わってしまうからです。何が終わるかはわかりませんが。


ショールームで木目調のものを見て、木のぬくもりを感じられる空間っていいだろうなと。
工務店さんに見積もりをお願いし、驚くほど安くなったので決めました。


本体は60%オフです。こんなこと書いたらいけないのでしょうか。


昨夕、その工務店さんとメーカーさん?が細かな計測に来てくれました。


所々丁寧に説明して下さり、私たちが言い忘れていた梁の部分も体裁良くできると。


流し台や調理台とお揃いのキッチンボードも、サイズの確認をしてもらえてよかったです。
上下の棚の間は空いていて、下の戸棚の高さは今とほぼ同じ。


これは重要なことでした。
ニャンコが跳び乗ってご飯を食べる場所なので。


下に置くとわん吉くんに取られるのです。


キッチンが新しくなったら、もう料理をするしかないです。
追い込むというより、信じています。


ずっと、頑張ることしか私にはなかったのだから、もうひと頑張りできるんじゃないか。
立ち上がれるんじゃないか。


しかも、ご褒美を先にもらってしまったら…。

やれ…やれ どいつもこいつも‼

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アンカーのランです。


今週が始まったばかりなのに疲れました。
挨拶くらい気持ちよくしてくれたらいいのに、と。
外勤先で、それで余計に疲れました。


私と親しくなっても得にならないとか思ったとしても、その場では一緒に仕事をするのだし。
存在の無視はなかなかきついです。


迷惑を掛ける可能性のある状況が今までにないので、私にはわからない何か理由があるのかも。
それでもこちらから話しかけてみよう、という勇気がないのもダメですね。


父だったら笑顔で言ったかな。


あれ?疲れてはる?
ま、今日も頑張りましょ。



少し早く終わったので、まだ気温の高い中を帰って来ました。最寄り駅に着くと西日に向かって歩きます。
暑いし、セミの声も聞こえないし、元気になれる要素なし。


昨日からの続きで、夫や母や叔母や今日の人や、他の何人かのことも浮かんで、あーあ、と思ったのですが、救われたのは「弱虫ペダル」の巻島先輩のセリフでした。


やれ…やれ
どいつもこいつも‼



急に気が楽になったのです。
これからこのフレーズ、なかなかいいかもしれません。


私も誰かの、どいつもこいつも、の一人に入っているかもしれませんが。



箱根学園エース福富くんのアシスト、荒北くんも気持ちいいです。こんな時に思い出すには。


いつまでもつまんねーことに引っかかってモタモタやってんじゃねーよ

めんどくさいヤツだな バカ



インターハイは夏。
この夏は思わぬ助っ人たちも現れたので楽しめそうです。

おまえには勝ちと負けが足りねーんだ‼

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アンカーのランです。


珍しく日曜日に家にいる長男に、マウスを使わずに選択、コピー、貼り付け、切り取りをする方法などを教えてもらいました。


これでタッチパッドだけでいけそう。結構テンション上がります。
せっかく自分のパソコンを手に入れたのだから、使いこなしたいのです。



今日も「弱虫ペダル」の魅力を、セリフを中心にお伝えします。


今回は第10巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。





1日目のファーストリザルトを手にできるのが目前だった泉田くんですが、アクシデント発生、結局二人に抜かれてしまいました。


なぜ障害物のコーンをよけなかったのか、もし乗り上げていたら確実に落車だったのに、という疑問を田所先輩と鳴子くんに投げかけたシーンです。


(田所先輩は)

そん時はそん時だ

確実に勝てる方法なんてのはどこにもねえのさ

だからオレは

どんな状況でも‟勝ち”を探す
泥を食っても砂をかんでも

全身全霊を使って‟勝ち”を拾いに行く‼

そうしないと勝ちは転がりこんでこねェ
オレはそれを

たくさんの勝ちや負けの中で学んできたつもりだ‼

おめェは言ってた
‟インターハイに絞ってきた”と

だがそのせいでおまえには

勝ちと負けが足りねーんだ‼




泉田くんは調子のピークをこのインターハイに合わせてきたので、他のレースは重要ではありませんでした。


レースでは何が起こるかわからないから、より多くの経験がものを言う。
場数を踏む、ということなのですね。


今回の負けはたまたまコーンをあなた方がよける選択をしなかったからだ、と反論する泉田くんに、田所先輩はまた言います。



そうじゃねェな

コーンが転がって目の前に飛び出してきたとき
おめーはどう思ったよ?

”危ないーころぶ″ーか?

オレはな

いや この赤頭も同じだろうぜ

”イケるかもしれねェ"だぜ‼




だから最後の最後に田所先輩と鳴子くんは勝った。
その確率が高いのです。



経験と強い気持ち。


どうしよう、と思った経験の数は果てしなく、なんとかしたい、と思った気持ちもかなり強かったんだけどなぁ…


でも、私は負けていますよ。
まぁいいです。そんな人生もありでしょ。

ソフトクリームより私が大事

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アンカーのランです。


今日はスライムを作っていました。


知り合いの絵の上手な少女が、「鬼滅の刃」の次にスライムの話をたくさんしてくれたからです。


教えてくれてありがとう、私も作ってみたけど楽しかったわ、って言いたい。


昨日、洗濯糊とホウ砂、ラメなどを買って来て、今朝ネットで作り方を色々調べました。


でもなかなか思うように伸びなかったです。


ワン吉くんが食べ物だと思ってずっとお座りしていました。
何度も、これ食べ物じゃないよ、と言ったのですが。


気をつけないといけないです。喉をつめるから。留守にする時には絶対ワン吉くんの届かない場所に。




遥か昔、どこかで、祖母と一緒にリフトに乗ろうとしていた時の事を思い出しました。


私はかなり小さかったと思う。
リフトに乗る前にソフトクリームを買ってもらって食べていたようです。


まだ食べ切れていなくて手に持っていたら、リフトが近づいてくる。


一人用のリフトでした。


そしたら、祖母が大きな声で叫んだのです。


ソフトクリーム早く捨てなさい!みたいな言葉だったと思う。


私はびっくりしました。
まず、捨ててもいい、ということに。


そしてたぶん、怒られた、と思ったと思います。


それまでに食べ終えていなかったから。
手に持ってることを言わなかったから。


でも、そんなことより私が大事、と言ってくれてるように感じました。


その後、ソフトクリームを手から離したのか、リフトに無事に乗れたのか、祖母とどんな会話をしたのか、何も憶えていません。


ただ、そんなことより私が大事、というメッセージだけが記憶に残っています。



あれからリフトには何度も乗りました。


スキーを楽しんでいた時期もあります。
子どもと乗ったことも。


祖母と行ったのはどこだったんだろう。


何度も何度もあの日のことを思い出していたと思います。

あるなら早よ出した方がエエですよ

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アンカーのランです。

 

今度の週末には次男が帰って来るので家の中を片付けようと思っています。

 

がっかりさせたらいけない。遠くで新社会人を頑張っていて、みんな元気で母も笑顔で過ごしていると思っているだろうから。

 

 

鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。

その魅力を、セリフを中心に今日もお伝えします。

 

今回は第9、10巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。

 

 

 

 

インターハイのファーストリザルト争いで、箱根学園の泉田くんがトップに出ています。

 

総北の田所先輩と鳴子くんが少しずつ離される。

 

二人は共にスプリンター。でも風よけになり合うとかの協力をしません。

 

二人がケンカとかしないかを心配する坂道くんに、金城先輩が答えているシーンもありました。

 

(金城先輩)

してるだろうな

一人一人ならおそらくスプリンター集団に入りこむのが一杯だったろう

あいつらが速度を維持できる理由

それは”競争″しているからだ

たとえチームメートでもな…

スプリンターはそういう生き物なのさ‼




残り750m。マジでヤバくなってきて二人は、かくし玉を出せ、と言い合います。

 

(鳴子くん)

あるなら早よ出した方がエエですよ

残り700きりましたよ‼

 

(田所先輩)

ないっつってんだろ‼

オメーもインタイハイ用になんかあるだろ‼

 

(田所先輩)

ねェ…けど

ちっ

 

(鳴子くん)

ワイもないスけど

 

(二人)

負けるのはもっとない‼

 

 

 

ここがいいです。

策略なんてないけど、負けるのはもっとない。

田所先輩も鳴子くんも、これまでには悔しい思いもいっぱいしてきています。

 

 

負けるのはもっとない‼

こんなフレーズを、今までの人生で何度か思いました。

負けないのと勝つのとは、少し違っていて、彼らは「勝つ」意味でしょう。

私の場合は「負けない」の方、悔しさを晴らしたい、に近いでしょうか。

努力してきたのにこんな状態で終わるなんてあり?と。

 

 

  

(鳴子くん)

しゃあない先輩

これから700mの間のことは見なかったことにしてもらえます?

先輩にだけは見せたくなかったんですから

 

(強風区間に入る)

ワイ 風大好きや‼

 

 

 ボトルを捨てて軽量化、レーシングパンツでジャージを体に密着させ風の抵抗を極限まで減らす鳴子くん。

 

(田所先輩) 

しょうがねェな

とられてたまるかよ

オイシイところをよ

…出すか

 

最後までとっときたかったんだがな

コレは…‼

 

 

田所先輩は、肺活量8500ccを誇る巨大な肺を一気に膨らませます。

 

 

かくし玉…

どこかに隠したまま忘れているものがないかな。

もう、とっとく必要はありません。今、使いたいのです。 

 

人の気配がなくても幸せを感じられたらいいのに

f:id:kannpai:20210715192716j:plainアンカーのランです。


今朝もまた、マンションの玄関でセミが上を向いていました。


触ると、こら、まだ生きてるよ、と羽根をバタつかせます。


でもここにいたら、次のバタバタで道路に出てしまうかもしれないし、スマホを見ながら出て来る誰かに踏まれるかも。


そう思ってまたお節介に植え込みの中に。


ちょっと怒っているみたいでした。


申し訳ない。
きっと自分のためもあります。


昨日のタクシーの運転手さんにまた見られていました。


同じ人が毎朝同じ時間の契約をしているのでしょう。


私でも見るかもしれないな。
人は人に興味を持ちやすいので。


特に人の動きに。


道に立っていたとして一番興味を持つのは、動きのある人に対してかなと思います。行動とか仕草とか。


次は、じっとしていてもやっぱり人かな。
そして人以外の動物、植物、物、と続く気がします。


物でも、以前から興味があったとか、動きが大きいとか、珍しいとか色々で、興味の大きさは変わると思いますが。


何に興味を持つにしても、それが幸せにつながればいいです。


何してるのかな、どうしてかな、どこに行くのかな、同じだな、きれいだな、すごいな、何かな、好きだな、カッコいいな…


見たいな、ほしいな、真似したいな…


身の危険を察知することは必要だと思いますが、よくわからない、見慣れない、とかだけで、変だな、嫌だな、で終わるのは残念です。


知ることは、始まりだし、広がりだから。




そうだった、あれが好きだった、思い出した、あの人に似ている、あの人が持っていた、あの人が好きだった…


やっぱり人を連想するでしょうか。


人でなくても幸せにつながるならいいのです。




花も木も、山も道も、食べ物も服も車も家も、犬もネコも。


人の気配がなくても幸せを感じられたらいいのに。


人を忘れるほどの、もっと豊かな感性を持っていたらよかったのに。


幸せのために感性を持って生まれてきたと思うのです…。