生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

好きなものなんかないよ。わるかったね。


アンカーのランです。


職場で声を掛けた時のことです。


あまりにもお喋りが多くて、いつ仕事してるの?というくらいで、しかも自分が輪に入れていない感が苦しくて居たたまれなかったので。


もちろん注意なんてしません。仲間に入れてもらうのです。


ランチやお菓子やドラマや芸能人のことなんて、本当は全然興味がありませんでした。


今度生まれてきたらそんな世界にいてもいいな、くらいです。


なので、なんとか声を掛けて次に聞き返されても話すことがない。



案の定、じゃあ何が好き?休みの日は何してるの?と聞かれます。


好きなものなんかないよ。わるかったね。


心の中に渦巻いた気持ちはなだめて言葉を濁しました。


珍しく話をしてきた私に興味を持ったのか、私の家族や住んでいる所、出身についてまで質問が続きました。大きな声で。


他の人は今までさんざんお喋りに花が咲いていたのにシーンとしています。
じっと聞いているのでしょう。



やっぱりいつものように黙っていればよかった。


後でじわじわと悔しくなったことを、夜ビールを飲みながら夫とお嫁さんに聴いてもらいました。


そういうのをデリカシーがないって言うんやなぁ。


それってすごく個人情報ですよね。



でも考えてみると、答えたくないことはうまくかわす、って方法をシミュレーションしてみて獲得すればいいだけのような。
それで相手をわるものにせずに済むわけだし。


そう思えたのはきっと夫やお嫁さんに話を聴いてもらったからです。しかも味方になってもらえたから。


私は実はこういうことがとても苦手なのでした。

夢の中の次男と長男の鶏そうめん

アンカーのランです。

 

次男の夢を見ました。

 

次男が料理本を何冊も買っていて、この間帰って来てくれた際に「茶碗蒸し」を作ってくれたのを思い出し、よし、私も作れるはず、作ってあげよう、と思うのですが作り方がわからない、それで次男の料理本をこっそり見ている。

 

もう関東の家に帰っていないのに、なぜか途中から登場する次男。

 

母さんが料理できなくなってる、と感じながらも動揺を隠して笑っています。

 

全部、夢。

 

無意識の領域にはやはり、この間帰って来てくれた時に手料理を出したかった、がずっとあるのでしょう。

 

 

そう言えば、この間長男が作ってくれた「鶏そうめん」が美味しかったです。

 

若い人は、材料をぱぱっと入力してそれで出来るメニューを検索、片手で作り方を見ながら容易く料理するのですね。

すごいです。

 

お昼時に素麺だけがあり、まだ冷たいものよりは温かい「にゅう麺」の方がいいかな、どうしようかな、と言う私に、長男がさっと立って動いてくれたのでした。

 

鶏ガラスープに麺つゆとおろしニンニク、ごま油、黒コショウ。

 

素麺を茹でるのと彩りの錦糸卵を作るのだけは私がしました。

 

にゅう麺ってどんなのかとお嫁さんに聞かれて、もう何年も作っていないな、と懐かしく思い出しました。

 

茶碗蒸しも、にゅう麺も、卵豆腐も春巻きも桜餅もわらび餅もバナナケーキも子どもたちが小さい頃には作っていたのに、子どもたちの記憶には残っていないだろうな、とちょっと残念でした。

 

大人になってからの長い人生、昔、母親が作ってくれたものが結構心のエネルギーになると思うのですが、やっぱり私は我が子にはあげられなかったですね。エネルギー。

 

いつも精一杯頑張ってきたつもりなんですが。

 

まぁ仕方ないです。

今日も本当に精一杯

アンカーのランです。

 

職場では時差出勤を推奨されているので、異動前からもずっと早く出勤、早く帰る勤務にしています。

 

なので毎朝一番乗り。鍵を取りに行く部屋にはすでに一人いることもありますが。

 

使用するいくつかの部屋の鍵を開け、窓も開けて換気、消毒もできるだけします。

 

誰がするとは決まっていないし全部朝一にしなくてもいいのですが、まぁ一番乗りなので。

 

どこを通ってどこで何を手にしてどんな順番ですればいいか、一番効率のよさそうなやり方が定まり、ストレスは感じなくなりました。

 

帰りもその半分くらいの仕事がありますが、早く帰る私がさっさと済ませます。

 

こんなことでストレスが溜まったりしたらバカらしいので。

 

それでも時々、何か声を掛けてくれてもいいのに、とか、帰りは後でしておくからいいよ、って私なら言うのに、とか思ってしまい…

 

自分だけが毎日やって、それに不満を感じたら自分を小さいヤツだと思って、仕事中におしゃべりばかりの職場でその輪に入らない自分を「浮いてる」と感じて。

 

あぁ嫌だ嫌だ。元の木阿弥はイヤ。

 

私には時間がないのに。

 

 

ところで、この間の面接でしっかり落とされたのに、懲りずにまた一か所応募しました。

 

でも夜になって、提出書類の一枚を入れ忘れたことに気づきました。

 

しかも簡易書留で送らなければいけないのに普通便。

 

こんな人、書類選考で一発アウトですよね。

 

かなりの時間を使って志望動機をまとめて、今時珍しい手書きを緊張して書いたのに。

 

それでも落ち着いて考えて、今日電話をしてみました。

 

新たに作り直して直接持って行けばまだ間に合います。

 

そう思って事情を話しましたが、なんとなくOKなよう。

 

 

そしてまだ続きがあります。

 

午後に先方から電話が入っていることに、なんと先ほど気づき、折り返しましたがもう繋がりませんでした。

 

何でも気づくのが遅すぎます。

 

 

今日も本当に疲れました。

 

でも、今日も本当に精一杯。

 

自分だけでも褒めてあげないと。

お嫁さんが言いました

アンカーのランです。

 

今日はお嫁さんが家にずっといたのですが、私の方は急に用が入り、申し訳ないことをしました。

 

少し前に二人でカレンダーを見ながら、二人とも空いていることを確認していたのです。

 

特に何かする約束をしていたわけではないですが、先月、お嫁さんは、アパートの片付けが済んだら休みの日には一緒にゆっくりできます、と言ってくれていました。

 

今日はおしゃべりでもしようと思ってくれていたのかも。

 

平日は家に帰るとお互いにぐったりだし、最近はお嫁さんはダイエットで夕飯を食べないので顔を合わせる時間が少なくて。

 

それでも少しは話せました。

そして、夕飯を作ってくれました。

 

バターチキンカレーはとても美味しかったです。

 

普通住んでくれないよね、長男がいないのにお嫁さんだけなんて。

みんなに自慢してるよ。

 

私が言うと、お嫁さんが言いました。

 

みんなに反対されたけど、長男さんを私が不幸せにするわけにはいかないので、長男さんのことを一番よく知っているお二人に色々教えてもらいたかった、と。

重箱の隅をつつく魔法使い

アンカーのランです。

 

今日も仕事で疲れ果てました。

 

昨日は出勤時間を30分間違えてとても早く出勤し、まぁそれは関係ないですが、いつも早い目に出勤するので率先してやっていることについて重箱の隅をつつくようなことを言われたり。

 

じゃあ自分でしたら?と思いましたね。

 

 私が担当というわけではなく、本来あなたもするべきことでしょ。

ていうか、毎日出勤時間ちょうどに来るなよ。

とか。

 

心の中で悪態をついていました。

 

今日は端末に向かい続けているともういよいよ目が見えにくくなって、正面にあるカレンダーの雄大な写真、どこの国か知りませんがその風景を眺めてフランソワに話し掛けたりしていました。

 

隣りの席のフランソワが今の私の絶大なる助っ人です。

 

フランソワとの会話だけが、私の正気を保ってくれている感じ。

 

ちなみに、重箱の隅をつつくのは「魔法使い」。

 

西洋の古い童話なんかに出てくる低い声でゆっくりしゃべる魔法使いのおばあさん。そんな感じ。

 

もうみんなにあだ名をつけるとかでもしないとやっていられません。

一番大切な人に食べてもらうお菓子

アンカーのランです。

 

昨夜、次男からお菓子が届きました。

 

母の日に気づいて送ってくれたようです。

 

やっぱり嬉しくて、包装紙の送り状あたりを切り取って残しました。

 

初めて見るメーカー名です。

「中島大祥堂」。

 

ネット検索でメーカー名を入れると、一番大切な人に食べてもらうお菓子、とありました。

 

まさか、この文字を見たあとで注文してくれたわけじゃないよね。

 

縁結び大学で紹介されました、と書かれていてそのサイトに飛べたので見てみると、ものすごいモンブランの写真が。

 

丹波栗のしぼりたてモンブラン、2750円。

 

ちょっとこれは私には関係ないです。

 

 

ところで、おやつの話ですが、今までの職場でおやつを食べるのは配り物があった時くらいでした。私だけではなく。

 

なので、今の職場でお昼休みでもないのにお菓子を食べる人が多いことに驚いています。

 

甘いものは脳に栄養が回って効率を上げるでしょうし、気分転換ができてやる気が復活するでしょうね。

 

コンビニの新商品はよく話題に。

 

美味しいものについて話す、特に女性の幸せそうな声を聞いていると、羨ましいなと思ったりします。

 

なんだか自分がそういう幸せは封じる生き方をしてきたような。

 

誰にも一度もそんなこと強いられなかったのですが。

人間が生きることで起こる問題が多すぎます

アンカーのランです。

 

先日、スマホを見ていて、たまたま「サステナブルフラワー」という文字が目に飛び込んできました。

 

動物の可哀相な話が多くて苦しくなりますが、人間の都合で捨てられるお花も、考えてみたらたくさんあるわけですよね。

 

人間が生きることで起こる問題が多すぎます。

 

可哀相なことが多すぎる。

 

それでも生きていくしかないのですけど。

 

なんとか生活に困らずに生きている人は、一人にひとつ何かを自分の問題として、ちょっと考えてみるのはどうかなと思います。

 

そして、能力のある人が、その問題に対して何か少しでも行動を起こしてくれたらどんなにいいでしょうか。

 


日本サステナブルフラワー協会さんによると、生花店の35%ほどの花が廃棄されているそうです。

 

もしかしていつか、お花は切り花で楽しんだりせず、咲いている場所に行って楽しみましょう、とかになったりして。

 

そのことで生活に困る人がいない世の中になるなら、私はもちろんそれでいいです。

 

知らなくて誰かを傷つけていること、知っていたらもっとマシな行動がとれていたこと。

 

もうずい分と生きてきてしまったけれど、今からでも改めたいです。

 

しんどくてたまらないけれど、考えたい。

 

偽善という言葉に惑わされて考えることを放棄したくはないのです。

 

 

ただ、動物たちのことは可哀相すぎて、今は考えられません。

 

とりあえず、保健所経由で来てくれたニャンコとワン吉くんを大事にして、平飼い卵を買うことにはしています。

 

平飼いの豚肉は手軽には買えないようですが、そんなに量は食べないので色々と調べてみようと。

 

今のところ、そのくらいしかできないかな…