生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

誰かに

昨夜、寝ようとした時に、初めて涙が流れた。

何度も父の顔や姿が思い浮かんで、その度に、今は思い出さない、と自分に言い聞かせて過ごした数日だった。

でも、すぐに眠ってしまったようで、朝早くに目覚めた。



父がいなくなった時は、もう全て無理だと思った。

生きているだけならできるだろう。
いえ、生きなければいけない。

でも、誰かに会ったり、笑顔で話したり、ましてや仕事に行くことなんてもうできない。

家族に甘えられる限り、ただ生きて自分の過ちと現実をを受け止めていくだけで許してほしい。

そう思った。


それなのに、まだ8日しか経っていないのに、私には何かできるんじゃないか、と思う瞬間がある。

また、起き上がろうとしている。


ただ、誰かに、私の気持ちを全部わかってくれる誰かに、約1ヶ月の出来事を聴いてもらえたら、もう少し楽に起き上がれるのかもしれないなぁと思う。

そんな誰かがいる人の方が、やはり多いのだろうか。