生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

だってお父さんが心配

どうしても断片的に思い出してしまう。

明るい気分になりたい人には申し訳ないと思う。本当にごめんなさい。

でも、思い出してしまった以上はどんなに悲しくても、大切な、父がいる映像…。


父の呼吸が苦しそうになって、酸素マスクの当たり具合とモニターの酸素濃度を交互に見て必死に祈り続けていた時、母は、お父さん苦しい?と聞いていた。

苦しくても答えてくれようとするから今は質問はやめて、と何度も頼んだけれど、母は、だってお父さんが心配やもん、と。


落ち着いた時、さっきどうしてわかってくれなかったの? お願いだからもうしないで、とだんだん強い口調になると、母は、私 邪魔ばっかりするからもう家に帰る、と言った。


認知症と感じたことはそれまでになかった。