毒親は分類というより結果
毒親という言葉が怖くて、いまだにその類いの本は読んでいない。
全然違う内容だろうか。
自分のことがまぁまぁ納得できている母、あるいは、自分がどんな人間かまぁまぁわかっている母は、短所はあっても子どもにとってまぁまぁ良い母だと思う。
自分のことがあまり納得できていない母、怒ったり反省したり悩んでばかりの母は、いつか子どもと和解できるかもしれない。
反抗期のなかった少女のような母は、幸運が降り注げば母になれるのかも。
自分の輪郭がない、すべてが虚しい母は、なぜそうなのかを知ることで親子の人生を変える。
自分のことも子どものことも、世界のことも深く考えられない母は、子どもを苦しめ続ける。
自覚も持てないから結果として毒であり続ける。
わざとじゃないけれど、子どもに人生をあげない。
わざとじゃないことは許してあげましょう、仲良くしましょう、と小学校の先生に教えられた気がする。
わざとじゃなくても、結果的に人の人生や命を奪ってしまうことがある、と思う。