0点でも生きていく
私は 0点になってしまったけれど、生きていかなければいけない。
育ててくれた両親や今まで助けてくれた人たちに対して、このままでは申し訳ないから。
それに、このままでは自分が許せないから。
そして子どもがいるから。
母親が幸せそうにしていること。
それが唯一私が母としてできることだと、数年前から感じていた。
辛そうな母では子どもの負担になると思うから。
もうこれ以上ひどい母にはなれない。
だから、みんな嫌い、と内心叫んでいても、食べたいものなんてなくても、子どもたちの前では幸せな母でないといけない。
苦手な人を減らして、好きな物やしたいことを見つけて、本心から幸せな気持ちになれたらいいのだけど。
苦手な人はそのままでいいかな。
苦手だという気持ちも大事。
心からの幸せはもう無理でも、確かな安心感を得て、それを子どもたちに渡すところまでは、せめて母としてやり遂げたいと思う。