生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

あなたは大事の写真

自分が中心に写っている写真を見れば、自分が大事にされていたことを感じるんじゃないかな。


笑ってる、こっちを見てる、頑張ってる、何かを見てる、そんな表情や姿を、誰かがじっと見つめてくれていた。


こんな服を選んで着せてくれたんだ。

手をつないで連れて行ってくれたのかな。

この時喜んでくれたんだろうな。

応援しながら撮ってくれたんだろうな。

どんな会話があったのかな。


カメラを向けたのが親ではなくても、だいたいは自分を知る人で、そこには温かい眼差し、喜び、あるいは心配、特別な思いがあったんじゃないかと思う。


もしかしたら今はもうその思いとは違うのかもしれない。

関係も変わっているかもしれない。


でもその時、色々大変なこともあっただろう日々の中で、その瞬間を写真に残そうとしてくれたのは間違いなさそう。


集合写真ではない、自分の写真。


様々な事情で写真なんてない人もいると思う。

もちろん、全然必要ない人もいるだろうし、本人が写真が嫌いだということもある。


私は写真をたくさん撮ってきて、悲しい思いもしているけれど、やっぱり写真には魅力を感じている。


撮ってあげたいなぁ。
望まれるなら。

もしかしたら人生のどこかで力をもらえるかもしれない、あなたは大事、の一枚。