もしもそんな人生だったら
自分の気持ちは大事に、たとえ悪口でも正直に言っていい、そしてだんだんと、心の中で思っているだけの方がよいこととの区別をしていこう、と教えてもらえていたら。
私はきっと、自分の弱々しい声を聞き取って、自分で確かなものにした。
誰かに共感してもらえた。
そして、人との関係の中で、強くて柔軟で楽な大人に向かえたかもしれない。
もしもそんな人生にやり直せたら、幼稚園も小学校も中学校もきっと楽しいだろうなぁ。
高校生くらいでは夢をもっているかも。
色々と大変なことが起きても人に助けてもらって、好きなこともあって、大好物もあって、自分のために生きていると思う。
子どもも安心して育つだろうな…。
もちろん今後のことは、少しくらい自分で変えられるとわかっている… 。
でも、今日も何も頑張れないので、またニトリに木のお皿を買いに行った。
大小のボウルと楕円形のお皿を数枚。
気に入った木目柄が何枚も見つかった。
夕飯時、夫が楕円形のお皿にホッケをのせて、魚がお皿に一体化してる、と嬉しそうに言った。
確かに同じような色。
魚がお皿に一体化してるのがそんなに嬉しい?
と冷たく言ってしまった。