生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

子どもを気楽にさせてやれ

久しぶりにスーツ姿の就活生を見た。

しばらくの間コロナの影響で、説明会も面接もwebだったのだろう。


あーがんばってるな。
応援してるからね。
どれだけしんどいか私も少しわかるから。


我が家にもいるから。

大きな身体で目をキラキラさせて夢を語っていたのに、今もまだ時々夢を話してはくれるけれど、きっと本心ではいつでも大泣きできるギリギリの状態。

しかも、おじいちゃんのことでとうとう母親業を完全に放棄してしまっているどうしようもない母に、気を使わないといけない。


そんな21才が、吹出物をつくって目の前にいる。

私は、何でもいいから生きていて、と内心思う。


父への願いが叶わなかった時から、私の願いが全く変わってしまった。


まさか。


父は体を張って、子どもを気楽にさせてやれ、と?