生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

No.130 次男の餃子

2、3日前にやっと野菜を切った。


ずっとお弁当を買って来たりしていたけれど、次男が時々作ってくれるようになって調味料のありかを教えていたら、いつの間にか私も少し。

でも料理をするまでの気力はない。



父が急にいなくなって9週間。

食べることって生きることなんだな、と実感している。


生きていても生きていなくてもどちらでもいいなら、あまり食べたくもないと思う。

自分を否定する気持ちが強いと、食べることもたぶん否定してしまう。


料理に至ると、生きる喜びそのもの。
とてもエネルギーが要る。



次男が作ってくれた小さめの餃子は、とても美味しかった。


1回目はほんの少しの白菜とニラ、ミンチ肉とで味付けはなし。

2回目は白菜やキャベツは入っていなくてミンチ肉とニラ、塩コショウとごま油。


ホットプレートで焼いてくれたのを一つ食べると、身体中にしみわたるよう。


ほんとに私も生きていていいんだなと思えた小さめの餃子だった。