柑橘系のいい香りのお香
昨日は自分の物を買いに行こうと決めていた。
でもやはり億劫で、夫に聞くと靴がほしいと言うので一緒に出掛けることに。
久々に服なども見ようと思って、途中別れてデパート内を一人で歩いてみたけれど、結局何も買えなかった。
夫は、靴はなかったもののシャツで気に入った物を買えて満足な様子。
合流してから、私が自分の物をまた見始めると、夫は一時停止ボタンを押されたかのように、しかも、ボクは全く興味がありません的に突っ立っている。
これは昔からのこと。そして私はまた言ってしまう。
もうちょっと自然にいられへんの。
何があかんの、
この「休め」の姿勢?
夫の足元を見て、なるほど、そうかもな、と思いながら、もう服を買うのを諦めた。
でもどうしても何か一つ私も、と思って帰りにお香を買いに行った。
少し前に職場の人がくれた物と同じのがほしいな。
人からもらったという効果も合わさったのだろうけど、とても癒される香りだったから。
何種類も並んでいて見本もあって試してみたけれど、もらったのと同じ柑橘系のその香りが、やっぱり一番よかった。
20本入りで800円。
すぐになくなりそうなので同じのを2箱買おうとした時、お店の人が教えてくれた。
2箱買われるなら、お得なのがありますよ。在庫見てみますね。
ありました、とのことで、私は喜んでお礼を言った。
レジを打たれた後に言われた金額で、それが4000円だとわかる。
その前に金額を聞かない私も私だけど、お店の人が二人とも、何の疑いもなくこっちを買うべき、と思われているようなのが不思議。
お得なことを教えてあげた、という感じなので、もちろんそれをそのまま買ってお礼を言った。
40本で1600円。
120本で4000円。
確かにお得。
だけど、私に選ぶ余地はないということが、少し面白かった。
やっとできた買い物だから、嬉しかったから、そう思えた。