思い出せるシーンをやり直す
前向きになれないなら、それでいいと思う。
明るくなれなくても、周りに感謝できなくても、取りあえず生きておく、も大ありだと思う。
前向きになれないことや感謝できないことが、自分はダメだと思う気持ちに追い打ちをかけて、生きる力を奪っては本末転倒。
自分にも言い聞かせてきた。
ほんの3ヶ月前には、生きても生きなくてもどうでもいいと思い、取りあえず書こうとこのブログを始めたけれど、うまく底に足が着いているのかもしれない。
どうせ生きるなら、今度こそ自分の気持ちを探り当てて大事にして生きたい、と思える時もある。
まだ、今まで助けてくれなかった人たちに感謝なんてできないけれど。
今でも時々、みんな嫌い、と心の中で言ったりして恥ずかしくもなるけれど、小さい頃から、助けて、が言えなかった自分の心の叫びだとしたら仕方がない。
色んな分野で活躍したり(もちろん努力もして)、素敵な趣味を持ったり、教えたり、広めたり、幸せを周りに配ったり、そんな毎日を送っている人も多い。そんな年齢。
でも、もう私はいいと思っている。
今、自分の気持ちを探っているのだから。
いくら遅くても、この順番でしか進まない。
自分の姿を思い出せるところまで人生をさかのぼる。
その時に本当はどうしてほしかったと思うか、何て言ってほしかったと思うか。
自分の気持ちはどんな感じか。
思い出せる限りのシーンを、心の中でやり直してみる。
やり直しながら現在までたどってくる。
そうすれば、今、人が教えてくれる言葉も、もっと心の奥まで染み込んでくるんじゃないかな。
そうすれば、私の場合は、もっと周りの人に感謝もできる気がする。