生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

新しい携帯で最初に撮るのは

f:id:kannpai:20200812082118j:plain携帯まで新しくなった。


そんなに長くは使っていなかったけれど、動きがかなり遅くなっていたし、容量がいっぱいです、とメッセージがよく届いていた。


家族の持っている携帯のカメラの性能がいいのでそれにして、一昨日ネット注文したら、ホットプレートと同じく一日で届いてびっくり。


SIMカードの入れ換え、ブログやメールやLINE等の引き継ぎ。


私がIDやパスワードを忘れていて、少し手間取ったそうでわるかったけれど、家族が全部してくれた。



今日のこのブログから新しい携帯。

とても速く動く。


でも今朝の出来事を思い出して指が止まる。


駅に着いたので急いでカバンにこの携帯を放り込んで、改札を出ようとしたら、足元に蝉が見えたんだった。


そのまま改札を出て、もう死んでるから仕方ないと自分に言い聞かせ、でも踏まれるだろうな、でもどうしたら‥‥。


気づいたらまた改札を入っていた。


ちょうど職場の人がいて不思議そうだったけれど、事情は話さず。



蝉は生きていた。


弱っていたので触るのは躊躇せず、蝉が鳴いている木を探して根元にそっと置いた。


ここでしばらく快適に過ごしてもらえるかな。


以前は写真を撮るのが好きだったけれど、蝉はもちろん、その木もその景色も、撮ることを思いつかない。


思いついても撮らなかっただろうな。

私の携帯に勝手に収める命じゃない気がするから。



カメラ自慢のこの携帯で最初に撮るのは何かなぁと考えていたら、すでに猫の写真が2枚入っていた。


昨日、試しに家の猫の写真を撮ったんだった。