歌い尽くす幸せを選んだ蝉
原作はキリギリスではなくてセミだった、イソップ寓話の「アリとキリギリス」。結末は。
アリは、夏には歌ってたんだから冬は踊ったらどうだい、と言って食べ物を分けてあげなかった。(原作)
アリは食べ物を分けてあげて、今度の夏も楽しい歌を聴かせて、と言い、キリギリスは心を入れ替えて働くようになった。(日本でお馴染み)
アリは、食べ物を分けてあげる代わりにヴァイオリンを聴かせて、と言う。(政治的配慮?)
夏には歌ってたんだから冬も歌ったらどうだい、と言って食べ物を分けてあげなかったアリに、キリギリスは、歌うべき歌は歌い尽くした、私の亡骸を食べて生き延びればいいよ、と言い残す。
1備えは大切。
2困った人を助けよ。
3持ちつ持たれつ?
私は4つ目が好きかなと思う。
キリギリスは、自分のしたいことを思い存分して、悔いなく命を終える幸せを選んだ。
幸せとは人によってさまざま…。
(物語が不正確の可能性がありますので、興味のある方は調べて下さいね)