生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

誰でも人に贈り物をしていい

f:id:kannpai:20200901182313j:plainわが家の犬は顔を見ればすぐにわかるほど気が弱い。


悲しそうにも見えるので、せっかくうちに来てくれたんだから幸せになってもらわないと、と焦ってしまう。


いつもいつもしっぽは振ってくれるのだけど。



保健所にいた母犬のお腹にいて、母犬共に助け出された。

助けてくれた人の家で生まれ、母犬としばらく暮らしてから我が家に来てくれた。


保健所で助けるということは、助けられない犬にも関わるということ。


辛かっただろうな。


私たちはそれができなくて、お店で買うのはもっとできなくて、長い間飼うのを諦めていた。


そして、いつかそんな動物たちのために、何かしたいと思っていた。


それなのに、自分が生きていくのに精一杯になってしまって。


動物たちのことを考えてあげられず、次の世代に何も渡してあげられないのが残念すぎて。


でも、元気でお金持ちで能力のある人だけが、次世代に贈り物をしていいわけではないと思う。


自分以外の相手の幸せを願って渡すのが贈り物。


だから、とても小さなものでもいい。
言葉でもいい。
失敗から学んでもらうための事例でもいい。
あなたの味方だよ、の笑顔でもいい。


そのくらいならできそう。
そのくらいはがんばろう。