生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

すき間いっぱいの心でいよう

f:id:kannpai:20200923184550j:plain出張先から就業時間内に戻れない時に直帰となり、ガラガラの電車に乗ることがある。


すき間がいっぱい。


いつもとは違う空気が流れている。


感覚が、いつもより元気な気がする。



悲しみから逃れるためには、他に考えることをビッシリ入れて、思い出す隙がないように、と思っていた。


だから、心を向けられるものを見つけようと焦ってばかり。


でも、心を向けられるものって、ふっとした時に舞い込んでくるもの。


すき間がないといけない。


それに悲しみは、どうせほんのちょっと油断しただけで、小さなすき間にスルリと入り込んでくる。


やっぱりすき間もありで同居するしかないかな。



子どもにおもちゃを与えすぎると、考えたり工夫したり想像したり、の邪魔をしてしまう可能性があるらしい。


お母さんと豊かなやり取りをするすき間もなくなる、と。


すき間って大事。



観念して、温かい声や優しい景色や柔らかな風を充分感じられる、すき間いっぱいの心でいようか。


悲しみから逃げるのはもう疲れた。

愛おしい悲しみだからなおさら。