生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

暖かい上着があればよかった

f:id:kannpai:20201020195549j:plainアンカーのランです。


急に寒くなってとても心細くなります。

昨日は暖かい上着を用意していませんでした。


しかも、お昼から外勤だったので、時々しか乗らない電車、時々しか歩かない道、時々しか会わない人、でした。

それに、春夏と見てきた木が少し色づいていました。


きっと、色々合わさったから、余計に寒くて心細かったのです。


このままもっともっと心細くなるわけではないと思います。


まず、たぶん一年で一番好きな日、がやって来ます。それまでの我慢。


今年は12月21日です。


冬至」は一年で一番昼の時間が短い日。


なぜ一番好きかというと、もうそれ以上は短くならないからです。


翌日から昼の時間がどんどん長くなる。


太陽の力が強まっていくということで、「太陽が生まれ変わる日」と言われたりもするらしい。


もう、あとは大好きな季節に近づくだけです。


日の長い新緑の季節。

そして蝉時雨の夏。


あとで浜辺の焚き火に当たれるのがわかっているから、冷たい海でも泳げます。そんな気持ち。


でも、よく考えると、そんなに大変なことではなくて、やっぱり昨日の朝、気温に気づいて暖かい上着を用意していればよかっただけのような。


そうすれば、寒さなんてただの懐かしいものだったんじゃないかな。

そんな気もしてきます。