生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

中華料理店の人に

f:id:kannpai:20201027190722j:plainアンカーのランです。


思えば世の中って、気を紛らわせることができるものであふれていませんか。


お酒にタバコにギャンブル。
買い物もゲームも少しは入るでしょうか。


何か解決方法があるとか、そっちの方がもっと幸せ、というのがあれば、とっくにそっちに行ってると思うのです。


ないから気を紛らわせているんです。


あるみたいだけど誰かの助けがないと行けない、ということもあります。


だから、助けてもらえるまで気を紛らわせて待つしかない。


あるいは諦めて気を紛らわせ続けるしかない。


でも、そんなに大きなやり方でなくても、小さなものでも少しは気が紛れます。


その寄せ集め、綱渡りでもいいんです。



この前の週末、夫が中華料理店で夕飯を買って来てくれたのですが、かなり落ちていた気持ちを救ってくれる人がいました。


あらかじめ夫が電話で注文していましたが、その電話の賑やかだったこと。


夫は実は滑舌がよくないというのか、耳鼻咽喉科で精密検査をしたら色々出てくるような、そんな話し方です。

よく聞き返されます。

自分からもよく言い直しています。


一生懸命言っている、という印象です。


私は、そんな必死で言わんといて、と意地悪なことを言ってしまうのですが。


話がそれました。


中華料理店の人が中国の人だったようです。


どうりで前に買って来てくれた時も美味しかった。

酢豚も海鮮焼きそばも、かなり。

値段も良心的だつた。


また逸れました。


それで注文がなんとか伝わり、電話を切った夫。


どのくらいかかりますか?って聞いたら、3週間かかりますって言われた。

笑ったらわるいから我慢して、何時頃できますか?って聞き直した。


お持ち帰りの酢豚や焼きそばが3週間かかる。


このフレーズを思い出して、私は何度気を紛らわせることができたでしょう。