生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

エビの天ぷら

f:id:kannpai:20201126184057j:plainアンカーのランです。


昨日は長男が普通に帰って来てくれました。

一昨日はやはり仕事で遅くなったそうです。


まだ料理ができない私は、お弁当と天ぷらを買って帰っていました。


次男は外食らしいので、長男の好きなエビの天ぷらを2つ、他は夫の好きな野菜の天ぷら。


先に夫と食べているところに、もう怒っていない感じの長男が加わり、日本シリーズを観ながら食べていると。


次男が帰って来て、ご飯はもういいで、と言いながらもエビの天ぷらが目についたようで、パクパクッと食べてしまったのです。


あっ。


夫が、こっちにもう一つあるよ、と急いでトースターで温め始めてくれます。

夫は食べ物にはマメで、温かいのを食べるために少しずつ温めるのです。


オレ一番好きやねんで、エビ。


次男は、やってしまった、という顔で、ごめんな、と謝りました。


夫が、父さんやったら好きなもんから食べるわ、と真実を、長男は、オレは最後に残しとくねん、とこれまた真実です。


母さん、オレの気持ちわかるやろ?


私は、うん、エビ好きやよね、と言えばいいのか、次男は昨日もずっと長男の帰り待ってたよ、と言えばいいのか、結局何も言えませんでした。


次男は最初、長男が帰って来てる、ととても嬉しそうにしたのです。


でも次の瞬間に、後悔か、情けなさか、悲しさでしょう、本当にしょんぼりして、自分の部屋に行きました。


何かよくわからないけど、子どもたち、母は力及ばずでごめんね。