生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

懐かしい3人乗り

f:id:kannpai:20201130185501j:plainアンカーのランです。


最近は自転車に乗る機会が減りました。

歩くのが苦にならない、というのもありますが、子どもたちが小さい頃は急ぐことが多かったんだと思います。


前後に二人を乗せて少々の坂も上がれていました。


幼稚園に行く時にかなりの傾斜の上り坂があります。


細い道で、しかも少しカーブになっています。


前から人が来ませんように。


助走をつけて漕ぎながら、前方に人が見えると判断が必要。諦めることもあります。


やった。
母さんすごいやろ。


口に出た日もあったでしょう。


もちろん電動機付きではありませんでした。


しんどいなと思ったり、楽しいなと思ったり。


毎日のように二人を乗せて、買い物の荷物も載せて、力強く漕いでいました。


幼稚園の前で一度だけ自転車ごと3人の写真を撮ってもらったことがあります。


二人を乗せて走る日はいつまでもは続かない、とある日ふと思ったのです。


スマホなんてもちろんありません。
大きなカメラでです。


あの写真、いつかまた見たいな。


寒い日も暑い日も前後ろの子どもと同じ温度の中を、子どもの匂いと思いを感じながら走っていたあの頃。


懐かしすぎてどうしようもなくなります。