生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

茶トラ猫の「ボブ」

f:id:kannpai:20201205161028j:plainアンカーのランです。


今日はお昼から紙類の整理をしています。ようやく、といった感じです。


ありました。
2017年12月1日号。


ビッグイシューという雑誌を何年かに渡り時々買っていました。


実家に行く時に通る駅で、販売員さんが売っておられるのです。


春以来そこを通っていないので、買えていませんでした。


家の近くでも以前は売られていましたが、しばらくして来られなくなって。


「ボブ」という名前のネコちゃんが表紙を飾っているのを初めて買ったのは、3年前の12月。これです。


その後も何度かボブちゃんが表紙の号はあったようですが、たぶんあと1冊しか遭遇できていなかったと思う。


とても内容がいい雑誌なのに、買えなくなるとちょっと忘れていました。


ところが、一昨日の仕事帰りです。
最寄り駅近くで売っておられたのです。


すぐに駆け寄り、前からここにいらっしゃいました?知りませんでした、と言うと、今日からです、とのこと。


随分買えていないので何冊かを、と思っていると、すぐに、「ボブ」ちゃんが表紙の号が目につきました。

8月15日号です。


それと最新の12月1日号を買いました。


私はまだその時は知りませんでした。

ボブちゃんがもうこの世にはいないことを。


帰ってペラペラとめくると…


だから8月15日号も目立つ所に置かれてたんだ。


ネットで検索するとすぐにたくさん出てきます。


私が忘れていたからボブちゃんが空に行ってしまったんじゃないけど、でも、ごめんね、忘れてて、と今も思うのです。


2007年、ロンドンで、薬物依存のジェームズ・ボーエンさんが路上で暮らしている時に出会った野良猫。


けがをしていたその茶トラの雄猫に「ボブ」と名付けて面倒を見始めたジェームズ・ボーエンさんに、「ボブ」は「毎朝起き上がる理由」を与えてくれた。


本にもなり、映画化もされています。

でも私はまだ観ていませんでした。

続編もあるようですが。


いつか観ることできるかな。
悲しくて無理かな…