アルバイト募集の貼り紙
アンカーのランです。
2週間前にも行った駅を今日の帰りにも通り、思い出しました。
その時も今日みたいに疲れていました。
階段を上がると、改札の手前に小さなうどん屋さんがあるのですが、その前で若い女性が何かを見上げています。
側を通るとそれは、アルバイト募集の貼り紙でした。
大学生かな。
チラッと見えただけですが、まだ少女といった感じの可愛い女性です。
条件が合わないのかな。
合うなら採用してもらえたらいいね。
少し緊張して扉を開け、すみません、貼り紙見たんですけど、とお店の人に話し出す光景。
きっとドキドキする本人には申し訳ないですが、なんだかいいなぁと想像したりしたのでした。
私の子どもたちも頑張っていました。
アルバイト見つからないな、とか、厳しいな、とか、今日は休みたいな、とか、お金ないな、とか、色々あったでしょう。
そんなに月日は経っていないのに、その頃の子どもたちの様子を思い出せません。
しんどさを一緒に抱えるのが、もう私には無理になっていたのだと思います。
どうせ役には立たなかったのだし、それでよかったです。
でも、実は今になって1つだけ、してあげられそうなことがあリました。
次男が3年前に随分と行っていた宴会場のアルバイトですが、確か税金が引かれていました。
払わないでいい税金は取り戻してあげたい。
自転車で通っていました。
その頃一応、還付手続きのことを話したのですが、源泉徴収票がもらえないとか言っていました。
一生懸命がんばっていたのに。
だから、もう間に合わないかもしれないですが、聞いてあげようかと思っています。