生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

自分の重さだけになって

f:id:kannpai:20210119180740j:plainアンカーのランです。


ゆっくり新年を始めています。

昨年末、年賀状は出そうと決めて、ネコや犬の写真を中心にいつものようなデザインで製作、夫の分の宛名書きもしました。


でも、自分の分は結局書けませんでした。


それどころか、私宛に届いた年賀状を見ることもできず、失礼なことになっていました。


長いつき合いの人の顔を思い浮かべて思いがあふれたり、幸せそうな人の報告に大きく動揺すると思う。

それで躊躇してしまったのです。


週末にとうとう目を通し、誤解があると困る数人にだけ寒中お見舞いを書きました。


今の私に心から心配な相手はいません。


きっと私よりは賢くやっていけていると思う。


このまま途切れてしまったら寂しい人もいますが、本当につながりたい人とはまたつながれる気がします。


途切れてしまえば、そのくらいだったということかな。


お元気ですか?どうされてますか?と、毎年心を込めて宛名を書いていました。


ありがとう、と思いながら言葉を添えていました。


あなたにとって良い年でありますように、と心から願って出してきた年賀状。

絶対に伝わっているはずです。


だから、たとえプツンと切れてしまっても悔いはありません。


最後に失礼なことをして申し訳なく思うけど、何かわるいことしたかな、なんて相手は思っていない。

なぜかそんな自信があります。


断捨離ではないです。


捨てるのではなく、一旦全て手放したのです。


生きていくために、だんだん自分の重さだけになってきました。