アンカーのランです。
もうずいぶん長く食生活は良くないので、取り戻せる自信はないです。
もっと若い時は、そのうち取り戻せるから、とその日のことだけを考えて割と平気でした。
子どもたちにはコレもアレも野菜もと言いながら自分のことは適当で、というか意識が及んでいなかったような気がします。
一日の緊張と不安から解放されるのは、ビールを飲みながら好きな物を食べる時。
好きな物といってもそんなにないですが。
そのひとときがなければ、きっと今までやって来られませんでした。
夕食でビールを飲むことだけを楽しみに一日なんとか持ちこたえる、そんな日が多かったと思います。
昔、カウンセラーさんから、飲めてよかったですね、と言われました。
確かに、日中いくらしんどくても、ビールを飲んで機嫌よくしゃべり、眠れていました。
ビールを飲むと何か食べたくなるので、身体のエネルギーも足りていました。
ビールのお陰で、食べることと眠ることが確保できたのです。
そして緊張や不安と共に怒りもリセットされて、とりあえず次の日は迎えられました。
だから私には飲むことは必要でした。
昨年から今に至る悲しみの中でも、私をとても助けてくれた相棒なのです。
でも、どれだけたくさん理由を並べても、私が毎日ビールを飲むのを子どもたちが良く思っていないのは知っています。
わかろうとしてくれているけど、本当は嫌なのだと知っています。
父は飲めない人でした。
でも、思い浮かぶ父の顔は笑顔ばかりです。
辛いこともあったはずなのに。
この際方法はどうでもいいです。
飲まないに越したことはないですが、飲んでもいいです。
子どもが思い出してくれる私の顔が全部笑っているように、今からでも何とかしておきたい。
そこは絶対父に似ていたい、と思います。