生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

彼女の豊かな世界

f:id:kannpai:20210211144403j:plainアンカーのランです。


昨日は家に帰って次男に思わず、今日はいい日やったわぁ、と言っていました。


次男は嬉しそうでした。


無理をしてもどこかに回っています。


母親の心からの、ホッとしたり嬉しそうにしたりの顔を見られると、子どもは安心するのでしょう。


ずっと昔からわかってはいたけど、できませんでした。



昨日、以前イラストをくれた少女に会えました。


向き合った瞬間、会いたかった、話したいことがあるの、と抱きしめたいくらいの気持ちで声が出て、でも彼女は落ち着いて、その前に私も、と。


今度はバレンタインのイラストをくれました。


嬉しい…


そのあとの言葉が見つかりません。
私って嬉しさを表す言葉を全然持ってない。


この少女が話していたので、私も映画観て来たよ、と言いたくて「鬼滅の刃」を観始めたのです。

 
何か言葉を探すより、共感できるものがある方が繋がれるんじゃないか、と思って。


アニメ観たよ、映画も観たよ、すごい良かった。ほら。


5日前に買った鬼滅の刃の画集を差し出すと彼女は、とても驚いて目を輝かせて、触っていいんですか?と聞きます。


そして大事そうに1ページずつめくりながら、ネタバレにならないようにと気遣いながら、詳しい説明も添えながら、感動してくれていました。


そして「炎」の歌詞について自身の解釈を話してくれたのですが、これにゾクッとした私はもう大人ではなくて、もっと教えて、とただ願う友だち。


全部炭治郎の言葉にしては少し矛盾があるように思ってた。


彼女はきれいな笑顔で、さよなら、と帰って行きました。


人が苦手な彼女が暖めている豊かな世界。


ほんの少しでも繋がれて嬉しいです。