生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

胃カメラとハローワーク

f:id:kannpai:20210306121249j:plainアンカーのランです。


昨日は仕事が休みで、予約していた胃カメラ検査に行きました。


少し前の健康診断で胃カメラも入っているコースを選べば病院には一度しか行かずに済んだのに、間抜けです。


予約のための受診、検査、結果を聞きに、と3回余分になります。


まぁいいです。助けてもらえるなら。


バリウム検査は苦手で昨年も受けていません。


バリウムを飲み込むのがなかなかで途中で「もういいです」と言われるし、視線を浴びながら色んな体勢を取るのが辛い。


消えていなくなりたいほどの気持ちになるのです。


痛さや辛さに対する我慢には昔から自信があるけど。


年に何度かうずくまる程の胃痛があったので、また胃カメラの方がいいとも思ったのでした。


前回も同じ病院で、眠くなるお薬使いますか?と聞かれて、そんなことができるのかとびっくり。


その前に他の病院で受けた時には、息ができないのを伝えることすら出来ない恐怖を感じ続けたので、本当に有り難かった。


なので今回は全然平気でベッドに横たわりました。
それなのにドクターが。


この人、前にも私が診てるから。
ほら、ガチガチ…


すると二人のたぶん看護師さんが、色々と説明をされながら何度も、大丈夫ですよ、と。



次の瞬間にはもう検査は済んでいて、隣りの部屋の椅子にしばらく座り、フラフラしましたが、大丈夫です、と言って部屋を出ました。


あのドクター、誰?


私の知り合いに内科の女医さんはいません。


何百床もあって救命センターも併設の大病院です。


前回そこで胃カメラ検査を受けたのは3年前。


痛さとか辛さとか苦しさとか我慢強さだけは人に負けないと思うので、前回何も言っていないはずなのに。


怖がりで我慢のできない子どもみたいな人と思われてるの?
それで印象に残ってるの?


だったら私のいいところなんて何もない…



夕方からの仕事を辞めることにしたので、週一日は別の仕事ができる。


前夜から何も食べていなくて水分も検査薬しか飲んでいなかったけど、急に行きたくなって帰りにハローワークに行きました。


一度もお顔は見えなかったドクター。


お礼も言えなかった。


きっと丁寧にしっかり診て下さったと思う。でも、私は何も我慢できない人ではないんです。