生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

ズルいのは嫌だから

f:id:kannpai:20210324124407j:plainアンカーのランです。


父の代わりを生きようと思ったら少し力が湧いてきました。


自分ながらよく気付けたと嬉しくなります。


そして実はその少し前から感じていることがあります。


私は結構ズルいってことです。


こんなに長く生きてきてようやくわかったのか。


一瞬そう思ったけどそうじゃなくて。
父の力かもしれません。


自分のことで精一杯だから、って何十年言い訳してるの?


自分というものがなくて、とにかく嫌われないようにと不安に過ごして来たから、仕方がなかった?


それにしてもやっぱりズルいのです。


みんなが誰かの悪口を言ってる。
私のことじゃなくてよかった。


それだけ?
こんなに長く生きている大人なのに?


昔、私は正義の味方でした。


自分が満たされて余裕があったからではなく、正しいことをしないといけない、が一番だったからですが。


でも今は、しないといけないんじゃなくて、父みたいにカッコいい大人になりたい、と心から思う。


本当は深い傷を負っていて安心感もなくてエネルギーもなかった。
でも、いつも笑顔で相手を助けようとした大人だった。


しんどくても大人の役割です。
放棄したくない。