アンカーのランです。
父の代わりを生きようと思ったら少し力が湧いてきました。
自分ながらよく気付けたと嬉しくなります。
そして実はその少し前から感じていることがあります。
私は結構ズルいってことです。
こんなに長く生きてきてようやくわかったのか。
一瞬そう思ったけどそうじゃなくて。
父の力かもしれません。
自分のことで精一杯だから、って何十年言い訳してるの?
自分というものがなくて、とにかく嫌われないようにと不安に過ごして来たから、仕方がなかった?
それにしてもやっぱりズルいのです。
みんなが誰かの悪口を言ってる。
私のことじゃなくてよかった。
それだけ?
こんなに長く生きている大人なのに?
昔、私は正義の味方でした。
自分が満たされて余裕があったからではなく、正しいことをしないといけない、が一番だったからですが。
でも今は、しないといけないんじゃなくて、父みたいにカッコいい大人になりたい、と心から思う。
本当は深い傷を負っていて安心感もなくてエネルギーもなかった。
でも、いつも笑顔で相手を助けようとした大人だった。
しんどくても大人の役割です。
放棄したくない。