アンカーのランです。
今日も引き続き、『「鬼滅の刃」で心理分析できる本』(著者:清田予紀さん)からです。引用もさせて頂きました。
以下、ネタバレあります。
生まれ持った才能がそれほど特別ではなかった炭治郎が、最精鋭の鬼たちとも善戦出来るに至った理由について。
それは、「強い意志と粘り強い日々の鍛錬の賜物」に違いありません。
人生の成功を左右する重要な能力としての「GRIT=やり抜く力」が炭治郎にあったからだと書かれています。
「GRITとは、どんな困難があっても粘り強くやり続ける力」
「GRIT力の強い人には特徴があります。
第一に並外れて粘り強く、努力家であること。
第二に自分が何を求めているのかをよく理解していること。
そして、決意だけでなく、方向性も定まっていること」
だそうです。
炭治郎は「並外れて粘り強く、努力家」であり、
「妹の禰豆子を人間に戻す」
「悲しみの連鎖を断ち切るために鬼舞辻無惨たちを倒す」
という方向性もはっきりと持っています。
まさにGRIT力が強いのですね。
粘り強く、努力し、方向性を持つ。
偉いなぁ。ほんとに。
見習いたい。
師匠の鱗滝左近次が厳しい訓練を終えた炭治郎に掛けた言葉は、
「よく頑張った
炭治郎 お前は凄い子だ」
でした。
大人になると、しかもかなりの大人になると、誰かに褒められることなんてないけど、やっぱり努力をする自分でいたいです。
色々言って、結局は努力が全然足りていないのです。
方向性は持てていると思う。
炭治郎ほど具体的ではないですが。
ダメでもだめでも、しぶとく、できればしなやかに、生きていきたいです。