生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

カナヲ頑張れ 心はどこまでも強くなれる

f:id:kannpai:20210515190449j:plainアンカーのランです。


午前中に次男から電話があり、食事や仕事のこと、まだ生活用品が色々と買えていないこと等を話してくれました。


遠いからもう何も手伝えないし、買っといたよ、も言えないので、気が楽といえば楽です。


100均で売っている突っ張り棒とケースを使って、洗濯機の上に収納スペースを作れる、というのをTVで観たばかりだったので、それは伝えました。



今日も『「鬼滅の刃」で心理分析できる本』(著者:清田予紀さん)から少し。
引用もさせて頂きました。


以下、ネタバレあります。





幼い時に虐待を受けて育った栗花落カナヲは「常に薄く笑顔を浮かべており、自ら話すことはありません」


自分で考えて動くことが出来ないカナヲに、蟲柱胡蝶しのぶの姉、胡蝶カナエが思いついたのがコイントスでした。


「迷った時はコインを投げ、その表裏で決めるようにアドバイスしたのです」


炭治郎が世話になった礼を言いに行った時、カナヲは何も答えず「指示されていないことはこれを投げて決める」と。


そこで炭治郎はコインを取り宣言します。


「よし!投げて決めよう」
「カナヲがこれから自分の声をよく聞くこと
表!表にしよう
表が出たらカナヲは心のままに生きる」


そしてコインを投げると表に。


「カナヲ 頑張れ!
人は心が原動力だから
心はどこまでも強くなれる!」


炭治郎は屈託のない笑顔でカナヲの手を握ってそう言いました。


『デュシェンヌ・スマイル』


「真の笑顔」と訳される「その笑顔のパワーは強力で、その笑顔を向けられた人の心にポジティブな感情を喚起する」。


この時の炭治郎のデュシェンヌ・スマイルは、「頑なだったカナヲの心を溶かし、感情をあふれ出させたのではないか」


きっと著者清田さんのおっしゃる通りだと思います。


感動のシーンです。
立ち会いたかったくらい。


炭治郎の「心はどこまでも強くなれる」も響きます。


まだ15、6才の少年少女から、ポジティブな感情を受け取っている、だけなんて。


やっぱり早く心を強くして、助ける側に回りたい。