生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

産屋敷輝哉はまさに上司のお手本

f:id:kannpai:20210524190014j:plainアンカーのランです。


午前中は胃が痛くて、午後からは背中が痛くなりました。


たぶん、昨夜飲んだビールが冷た過ぎたのと、背筋力が落ちてきたせいだと思います。


飲む前に冷凍室に入れるほど冷たくするのは胃に良くないことも、運動をしないといけないことも、よくわかっています。


わかっているから言わないで。
昨日の長男の気持ちがわかります。



今日も『「鬼滅の刃」で心理分析できる本』(著者:清田予紀さん)から少し。
引用もさせて頂きました。


以下、ネタバレあります。





「鬼殺隊の頂点に立ち、柱から全幅の信頼を集める男、それが産屋敷輝哉です。」


でも実は彼はまだ23才。
そして「素晴らしい体力があるわけでも、特別な技を身につけているわけでもありません。」


「なのに、柱をはじめ鬼殺隊の隊士たちから『お館様』と呼ばれて絶大な信頼と敬意を払われているのには、ちゃんと理由があります。」


「まず、輝哉が発する声。その声を耳にした炭治郎は『頭がふわふわする』」と。


輝哉の声は、「聞く者を心地良くさせる特殊な声質」だったのです。



メラビアンの法則』とは、「人の好感度を測る指標」ですが、それによると、「声の質がいいと、4割近くの人がその人に好感を持つ」そうです。


声だけではありません。


心理学者、ジョン・K・バトラーが示した『上司が部下の信頼を得る10の条件』も「どれもこれも輝哉に当てはまることばかりです。」


①輝哉はいつでも柱たちに会う用意がある。
②判断に間違いがない。
③言行一致。
④安心して相談できる
⑤柱にも、炭治郎のような最下級の剣士にも分け隔てなく対応してくれる。
⑥権威を振りかざすことなく誠実。
⑦鬼を倒すためには自分を犠牲にすることも厭わない。
⑧オープンマインド。
⑨禰豆子に関する冨岡義勇たちとの約束を守った。
⑩自分の決定に反対する不死川実弥の意見にも真剣に耳を傾けた。



輝哉は、「まさに上司のお手本のような人」でした。23才で!


鬼滅の刃」の登場人物はみんな若いので、そこには注目しないでよさそうとはいえ、何か焦るものがあります。


声は変えられないし、判断力もないし。


でも、10条件をゆっくり眺めて思ったのです。


①会いに来てくれる人がいるなら拒まないし、
④人を安心させられることもあるんじゃないか、
⑤人を差別するのは嫌で、
⑥権威なんてない、
⑨約束は守る、
⑩どんな意見でも聴けると思う。


意外にも5〜6割は達成している感じです。

部下はいないけど、なんだか嬉しい。