産屋敷輝哉はまさに上司のお手本
アンカーのランです。
午前中は胃が痛くて、午後からは背中が痛くなりました。
たぶん、昨夜飲んだビールが冷た過ぎたのと、背筋力が落ちてきたせいだと思います。
飲む前に冷凍室に入れるほど冷たくするのは胃に良くないことも、運動をしないといけないことも、よくわかっています。
わかっているから言わないで。
昨日の長男の気持ちがわかります。
今日も『「鬼滅の刃」で心理分析できる本』(著者:清田予紀さん)から少し。
引用もさせて頂きました。
以下、ネタバレあります。
「鬼殺隊の頂点に立ち、柱から全幅の信頼を集める男、それが産屋敷輝哉です。」
でも実は彼はまだ23才。
そして「素晴らしい体力があるわけでも、特別な技を身につけているわけでもありません。」
「なのに、柱をはじめ鬼殺隊の隊士たちから『お館様』と呼ばれて絶大な信頼と敬意を払われているのには、ちゃんと理由があります。」
「まず、輝哉が発する声。その声を耳にした炭治郎は『頭がふわふわする』」と。
輝哉の声は、「聞く者を心地良くさせる特殊な声質」だったのです。
『メラビアンの法則』とは、「人の好感度を測る指標」ですが、それによると、「声の質がいいと、4割近くの人がその人に好感を持つ」そうです。
声だけではありません。
心理学者、ジョン・K・バトラーが示した『上司が部下の信頼を得る10の条件』も「どれもこれも輝哉に当てはまることばかりです。」
①輝哉はいつでも柱たちに会う用意がある。
②判断に間違いがない。
③言行一致。
④安心して相談できる
⑤柱にも、炭治郎のような最下級の剣士にも分け隔てなく対応してくれる。
⑥権威を振りかざすことなく誠実。
⑦鬼を倒すためには自分を犠牲にすることも厭わない。
⑧オープンマインド。
⑨禰豆子に関する冨岡義勇たちとの約束を守った。
⑩自分の決定に反対する不死川実弥の意見にも真剣に耳を傾けた。
輝哉は、「まさに上司のお手本のような人」でした。23才で!
「鬼滅の刃」の登場人物はみんな若いので、そこには注目しないでよさそうとはいえ、何か焦るものがあります。
声は変えられないし、判断力もないし。
でも、10条件をゆっくり眺めて思ったのです。
①会いに来てくれる人がいるなら拒まないし、
④人を安心させられることもあるんじゃないか、
⑤人を差別するのは嫌で、
⑥権威なんてない、
⑨約束は守る、
⑩どんな意見でも聴けると思う。
意外にも5〜6割は達成している感じです。
部下はいないけど、なんだか嬉しい。