生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

必ず見つけるつもりで書いています

f:id:kannpai:20210606125535j:plainアンカーのランです。


静かな日曜日でした。


私のブログを読んで下さる方に、急に書いてみたくなりました。
普段の内容で伝わっていることも多いと思いますが。


私は50代女性で社会人の二人の子どもがいます。


人生をそこそこ進み、二人目が生まれた頃、スタート地点で人生にとても必要なものを持ち損ねて走って来たことに気づきました。


取りに戻っていました。


それがなかなかです。


ところが、昨年、私がそれを持っていないせいで、元気だった父を遠くに行かせてしまいました。


私が持っていなかったものとは、人に相談できる楽な心です。


突然の出来事に私は思考停止となり、周りに人はたくさんいるのに一人で抱え込み、それが取り返しのつかない結果となったのでした。


それまでの人生で、父に謝りたいこと、誤解を解きたいこと、話したいこと、聞きたいこと、取り戻したいことがたくさんありました。


ようやくそんな時間を持てるようになっていました…



なので、まだ受け入れられず、一度も泣いていません。


動かさないと何も変わらないのはわかっているのに、まだほとんど動かせません。


誰にも話せない。


話せるくらいなら、こんなことは起きていなかったのです。


人に相談したらいいよ。大丈夫。


そんな心をいつまでも持てていなかったのは、全く私のせいです。


持っていなくても、気づいてなんとか調達できている人も多いと思うのに。



自責と後悔がどんなかたちの幸せに変化するのか。


ひとつは、父の人生の続きを生きること。


ひとつは、取りに戻ったんだから持ってる、と信じること。


ひとつは、誰かの幸せを感じること。



ほんの少し進んだ気はしますが、まだしばらくはここに書かせて頂くしかありません。


苦しさだけを書いて終わるつもりはなく、扉を、光を、心からの笑顔を、必ず見つけるつもりで書いています。


なので、どうぞこれからもよろしくお願いします。