生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

金子みすゞさんの「こだまでしょうか」

f:id:kannpai:20210613120655j:plainアンカーのランです。


今日はずっと自転車の本を読んでいました。


エンゾ・早川さんの「ロードバイクに乗るときに読む本」と「まちがいだらけの自転車えらび」です。


でも昨日、長男のロードバイクに乗らせてもらって、私にはやっぱり無理かな、と。


ロードバイクのハンドルを持ちやすいまっすぐなものに交換もできるそうですが、そもそもロードバイクは高すぎるんですね。


とにかくもう少し調べてからと思っています。



昨日、ブログを書いていて、本当にどこかでヤッホー、とか、おーい、とか大声を出してみたいな、と何気なく「こだま」と検索したのでした。


すると、好きだったのに忘れていた金子みすゞさんの詩が出てきたのです。


「こだまでしょうか」


「遊ぼう」っていうと

「遊ぼう」っていう。

「馬鹿」っていうと

「馬鹿」っていう。

「もう遊ばない」っていうと

「もう遊ばない」っていう。

そして、あとで

さみしくなって、

「ごめんね」っていうと

「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、

いいえ、誰でも。



最後の「いいえ、誰でも」に込められたみすゞさんの想い。


ある解釈の可能性を思い浮かべたのですが、全然違っていたらみすゞさんに申し訳ないので心に留めておきます。


こだまと言い自転車と言い。
なんだか遠くに行っているような錯覚を覚える…。