ごみ袋をじっと見ていたあのカラス
アンカーのランです。
今日は仕事上でまた自信をなくし、体調不良もあって、自分なんて必要ないんじゃないかと思い始めたのですが。
でも一昨年やその前のことを思うとすぐに浮かび上がって、ニャンコとワン吉に会いたい、と考え出すともうホッとしていました。
きっと今も私の帰りを待ってくれてる。
それだけで十分私は幸せだった。
少し前の雨の日、職場を出て駐車場を横切っていると、一羽のカラスがいました。
あれから何度もその光景を思い出すのです。
ゴミが入っていそうな黒い大きなゴミ袋が置いてあって、カラスはそれをじっと見ていました。動かずに。
人間には赤・緑・青の3原色しか見えませんが、実はカラスには紫外線と合わせて4原色が見えるそうです。
要するに、目がいい。
そして学習能力がある。
なので、ごみ袋があれば何でもかんでも荒らしているのではなくて、中を見て、おー、残飯あるやんか、と確信の上でつついているようなのです。
そこで、荒らされないためには本当は黒いゴミ袋が一番いいのですが、分別回収の理由でそれが出来ないので、紫外線をカットして少しでもカラスに見えにくくする。
その、紫外線カットの特殊な顔料が、人間には黄色に見えている、らしいです。
人間には中身が見えて、カラスには見えない黄色いゴミ袋。
かなりの効果があるそうです。
知りませんでした。
注意を意味する黄色かと思ってた。
カラスは、人間にとってはワルいこともするけど、小さな動物の天敵でもあるけど、でも生きるために必死なだけなんですよね。
それはカラスに限りませんが。
進化論も生態系のこともよく知りませんが、カラスはもう人間の近くに住むことに決めて、それに適した進化をしていくつもりでしょうか。
オレかってほんまは小さい生き物とか狙いたないねん。
だから人間が捨ててる残飯もらおうと思てるねん。
鼻もっと利いたらなぁ…。
あの時のカラス、そう思っていたのかもしれません。