アンカーのランです。
今日も疲れました。
でも、私が感じていることを、こっそり言ってくれた人がいたので嬉しかったです。
あの人たち、冷たいよね、と。
誰かに共感してもらえればもう、なんてことはないです。
「鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。
その魅力を、セリフを中心に今日も少しお伝えします。
作者は渡辺航さん。
今回は第3巻より引用させて頂いています。
なので以下、ネタバレ多くあります。
自転車競技部に入部初日、ウエルカムレースにママチャリでスタートした坂道くん。
途中で初めてのロードバイクに乗り換えて、才能を爆発させることになります。
一緒に走りたい。
その一心で坂道くんが今泉くんと鳴子くんに追いついた時の、二人の驚きがこれです。
(まず、今泉くん)
本当に登ってきたのか…
この間までママチャリにしか乗ったことなかったおまえが…
ドシロートのおまえが
どうやってここまで来た
(鳴子くん)
ったく
よーここまで無事にこれたわ
乗り方メチャクチャやな
どーやってきたんや
グローブも指も…汗で
よう見たら上のジャージも
ボロボロやんか
下は回転とギアにかんで
スソ メチャ ヨレとる
そか…
まっすぐ…
ワイらに向かって
まっすぐ登ってきたんやな…
(今泉くん)
…こいつ
本当に登ってきたんだな
(鳴子くん)
…そら小野田くんの誠意にゃ
全力で応えなアカンな…!!
おいていかれても泣きなや
こっから先は全速力でいくで!!
(今泉くん)
…
そうだな
そっか。待ってあげる場面じゃないんですね。
ハンデを負いながらも必死で追いついた坂道くんに対し、力を抜いて一緒に走ってあげるなんて失礼。
真剣勝負のレースだから、全力で応じなければ。
高校生ですよ。
優しさとは何か。
誠意に応えるって。
今一度、思い出しておかなきゃ、高校生に置いて行かれます。
優しさだと勘違いして人に失礼なことしていないか。
高校生に負けたくないです。