生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

そら小野田くんの誠意にゃ全力で応えなアカンな

f:id:kannpai:20210624181310j:plainアンカーのランです。


今日も疲れました。
でも、私が感じていることを、こっそり言ってくれた人がいたので嬉しかったです。


あの人たち、冷たいよね、と。


誰かに共感してもらえればもう、なんてことはないです。



鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。

その魅力を、セリフを中心に今日も少しお伝えします。


作者は渡辺航さん。
今回は第3巻より引用させて頂いています。
なので以下、ネタバレ多くあります。





自転車競技部に入部初日、ウエルカムレースにママチャリでスタートした坂道くん。


途中で初めてのロードバイクに乗り換えて、才能を爆発させることになります。


一緒に走りたい。


その一心で坂道くんが今泉くんと鳴子くんに追いついた時の、二人の驚きがこれです。


(まず、今泉くん)
本当に登ってきたのか…
この間までママチャリにしか乗ったことなかったおまえが…
ドシロートのおまえが
どうやってここまで来た


(鳴子くん)
ったく
よーここまで無事にこれたわ
乗り方メチャクチャやな
どーやってきたんや

グローブも指も…汗で
よう見たら上のジャージも
ボロボロやんか
下は回転とギアにかんで
スソ メチャ ヨレとる
そか…
まっすぐ…
ワイらに向かって
まっすぐ登ってきたんやな…


(今泉くん)
…こいつ
本当に登ってきたんだな


(鳴子くん)
…そら小野田くんの誠意にゃ
全力で応えなアカンな…!!
おいていかれても泣きなや
こっから先は全速力でいくで!!


(今泉くん)

そうだな



そっか。待ってあげる場面じゃないんですね。


ハンデを負いながらも必死で追いついた坂道くんに対し、力を抜いて一緒に走ってあげるなんて失礼。


真剣勝負のレースだから、全力で応じなければ。


高校生ですよ。


優しさとは何か。
誠意に応えるって。


今一度、思い出しておかなきゃ、高校生に置いて行かれます。


優しさだと勘違いして人に失礼なことしていないか。


高校生に負けたくないです。