アンカーのランです。
何年も前だと思います。
一年生になったーらー
という歌がよく頭の中で流れていました。
もちろん小学一年生に戻りたい訳ではなくて、友だち100人でっきるっかなー、のフレーズが心に引っかかってしょうがなかったのです。
友だち100人か…
友だちが100人もいて、いつもそのうちの誰かが、そんなことどうってないやん、と言ってくれたら。
ほらほら、そんなことよりこれ美味しいよ、一緒に食べよーって笑顔を向けてくれたら。
もしも大きな病気をしても、大丈夫〜?って連絡をくれて、お見舞いに来てくれたら。
100人もいなくていいな、20人でいい。10人だと、たまたまみんなが忙しいこともあるだろうから。
お互いに楽でいられる友だちが20人いたら、いいだろうな。
どんな世界だろう…
親友、とかでなくていい。
でも、そんなことはもう諦めかけています。
楽に話し掛けてきてくれた人は何人もいたのに、自分が相手に楽になれなかったのだから仕方ないです。
何か透明のガラスのようなものがあって、その向こうで手を振ってくれているような。
ちょっと大げさだけど。
ところで、あの歌は少し残酷だと思うのです。
私みたいなおばさんは勝手に解釈しますが、子どもにとって、自分は友だちいっぱいいない、と悲しい歌になったりしたら可哀想。
100人なんて適当ですよ。
楽につき合える友だちが徐々に増えて、いつか、わかり合える友だちが一人できたら、とてもいいと思います。
できなくても大丈夫。
そんな場合は、まずは自分の気持ちをよくよく聴いてあげて。
傷ついて怖がりになっていないか。
あの歌、全部の歌詞を知りません。
最後はどうなるのでしょう。