生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

レースに負けたら機材を疑え

f:id:kannpai:20210701191415j:plainアンカーのランです。


母が紫陽花が好きで、私もずっと好きでした。


今は種類もたくさんありますが、昔からある小さめの薄紫色の紫陽花が一番好きかな…



鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。

その魅力を、セリフを中心に今日もお伝えします。


今回は第5巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。





インターハイに向けた合宿。
4日間で1000km走破、がメニューです。


しかも、鳴子くん、今泉くん、坂道くんの自転車には細工がされます。強くするために。


鳴子くんの自転車はハンドルが替えられ、バーハンドルに。


持つところが色々あるグネッと曲がったハンドル(ドロップハンドル)じゃなくなったということですね。


ロードバイクはスピードを追求しているので、いろんなポジションが取れるようにドロップハンドルなのです。


下ハンは加速専用。前傾姿勢で風の抵抗を軽減する。


スプリンターなのにそれが使えないのです。風に邪魔される…。


今泉くんの自転車はシフトチェンジが出来なくなります。 


ギアが固定されると、登りは体力を奪うダンシングするしかなくなる。


斜度の変化に合わせる、最適なラインを取る、そういう細かなギアチェンジが得意な今泉くんなのに、それを封じられたのです。


坂道くんには何も伝えられなかったので、坂が速く登れなくなった理由に気づきません。


いつもと違う…
なんか体が重たい…
登れない…坂が…
坂が 楽しくない

今までうまく登れたのは
たまたまだったんだ…


坂道くんと同じ登りが得意な先輩(クライマー)の巻島さんが見かねて教えます。


レースに負けたら機材を疑え
レースに勝ったら自分を讃えろ
だぜ?


坂道くんの自転車のホイールは、重くてバランスのわるいホイールと替えられていました。


自転車が重いのは特に登りの時に地獄、というのは経験はなくても想像がつきます。


自分で状況を判断し対処する力をつけるため、という主将の狙いもありました。



けど お前には登りしかない

小野田よ
得意なモンが一つだけあって
そいつにフタされたら
そんな時どうする
待つ?逃げる?
迂回する?それとも落ち込むかァ

突破するっきゃないっショ

オレら
それしかないんだから



シャイな巻島先輩ですが、普通にカッコいいです。


それと、レースに負けたら自分を省みろ、ではなくて、機材を疑え、というのにドキリとしました。


頑張ったなら自信を持って、自分以外を疑わないと。