生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

カッコつけすぎなんだよ バカヤロウ

f:id:kannpai:20210826192718j:plainアンカーのランです。

 

色々と疲れますが、絶対にしないといけないことはわずかです。

それだけを淡々と済ませてしまって、あとは心からゆっくりしたい。

  

今日もマンガ「弱虫ペダル」の魅力を、セリフを中心にお伝えしたいと思います。

 


今回は第23巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。

 

 

 

坂道くん1年生のインターハイ最終日、6人が揃った後です。

 

田所先輩が自分が落ちることを覚悟の走りでチームを引き、金城先輩は膝の故障で無念のリタイア。

 

1年生3人と巻島先輩にチームの夢は託されました。

 

クライマーの坂道くんに代わり、山なのに鳴子くんが前に出て引きます。

 

本来スプリンターですが秘かに登りの練習をしていた成果。

ゴール前スプリントのような立ち漕ぎを山でする、という驚きの走りです。

 

限界を超えていることに気づいた今泉くんや坂道くんが前を代わろうとしますが、全くきかない鳴子くん。

 

 

(今泉くん)

意地をはるな 鳴子‼

下がれ 休め

ローテでいくぞ

 

 

(鳴子くん)

意地?

そんなもん 張ってナンボやろ‼

 

 

 

とうとう脳にまわる酸素が足りなくなって、視野が狭くなってくる。

 

3人で肩くんでトップでゴールしよう、と言っていた鳴子くんが、その約束を果たせずに落ちてしまったのでした。

 

 

(今泉くん)

鳴子…

カッコつけすぎなんだよ バカヤロウ

1番よ その絵空事みたいな約束

まもりたかったんだろ おめェが‼

だったらやってやろうじゃねェか

 

オレが‼ 獲ってやるよ

トップゴールを‼

 

 

まだ登りのゴール前15㎞、今泉くんが飛び出しました。

 

クライマーの巻島先輩も箱根学園のクライマー東堂くんもびっくりです。

 

 

(東堂くん)

はじめから総北はそういうつもりだったのか

巻ちゃん‼

 

(巻島先輩)

いやぁ‼

オレも想像してなかったァ‼

できるワケねーのさ‼

考えもつかないからだ‼

15㎞も残してのムボーなアタック

 

最終日だ 登りだ

ましてやインハイは大事なレースだ

頭にすりこまれてる

 

オレたち3年なら特にだ‼

慎重になるショ‼

インハイのレース選びや空気感がワカってるからだ

思い込んでたのサ

 

大事なレースのラストゴールは最後の最後にキメるって‼

若さってのはさ

いつだって ぶつかって失敗して潰れて

思い通りになんねェって

クチャクチャになるモンだ

けど 万に1回

 

誰もが想像できなかった”でたらめ”を

やっちまえるもんなんだヨ‼

 

 

総北1年の今泉くんが、ゼッケン1番の箱根学園のエースを50m以上離すなんて、誰も想像できないことでした。

 

若さってのはさ、とたった2才下の後輩のことを言う先輩が可笑しいですが、 そしてそれはよくある話ですが、考えてみれば妥当なのかもしれません。

 

この年代の2才。

もっと大人の2年と大違いなのですね。

 

でも、この年代を過ぎても、真剣で純粋なら、彼らたちに負けないくらいの成長ができるんじゃないかと思うのです。