生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

ぼくはこのレース そんな覚悟では走ってないよ −600記事達成です−

f:id:kannpai:20211010191538j:plainアンカーのランです。

 

昨日で600記事になっていました。

読んで下さる方に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

いつまで経っても幸せをお届けできるブログにはなりそうもなくて申し訳ないのですが、引き続き思い浮かんだことを書いていこうと思っています。

 

というより書くことが目的なので、毎日何を書こうかと思いめぐらせて時を進めたいと思っています。

 

 

今日は何を書こう。

考えたくないことは考えず、新しい文章で頭をいっぱいにするのです。

それがいいです。そんなことが人にはできます。

 

 

今日もマンガ「弱虫ペダル」の魅力を少しお伝えします。

今回は第31、32巻より引用させて頂いています。以下ネタバレあります。

 

 

 

 

 

 

 

昨年のインターハイの選考にもれた総北高校2年生の杉元くんが手嶋キャプテンに願い出たこと。

 

 

この1年生レース走らせてください。

 

 

 

スターターをした坂道くんは1年生の中に杉元くんがいて、

 

ボクは1位をとるよ

そして

総北の6人目のメンバーになるよ

 

 

と言ったのでとても驚きます。

でも、杉元くんは実は昨シーズンが終わったあと今泉くんに強くなる方法を教えてくれと頭を下げ、練習方法のアドバイスをもらって努力を続けてきたのでした。

 

弟が総北高校に合格したので自転車競技部に入部してくる、そのことも後押ししたでしょう。

 

レースでは努力の成果も出ますが新入生の二人がかなりの実力者でした。

一度は足が止まる杉元くん。

兄を心から慕う1年生の弟が追いついて底力が出ます。

 

今泉くんがワゴン車から杉元くんに

 

追え‼ 杉元‼

 

と叫ぶシーンなんて、いつもクールな今泉くんには珍しいですが、杉元くんの努力を知っているのでそれは当然の感情ですよね。

 

 

アシストを頑張っていた弟も途中で力尽きます。

 

でも、今泉くんをも驚かせる杉元くんの執念の走り。

 

 

 

(今泉くん)

おまえの得意はロングライド

杉元…

おまえは最後のスプリントまでロングなのか

 

 

 

のこり20mでは1年生の鏑木くんと並んでいて、ゴールに倒れこんだ時にはもう限界を超えていました。鏑木くんの勝利の雄叫びも耳には入らないくらいに。

 

 

(杉元くん)

 

感触あった…!

 

1着とりましたよね

 

 

手嶋先輩に小野田くんが思わず、このレースでインターハイのメンバーを決めずに合宿まで延ばしてはどうでしょうか、去年もそうだった…

と言った後の杉元くんのセリフがこれです。

 

 

 

小野田

ぼくはこのレース

そんな覚悟では走ってないよ

 

 

 

このマンガで杉元くんの顔がこんなに丁寧にカッコよく描かれていたことがあったでしょうか。

 

 

 

(クールダウンしてくる、と言ってみんなから離れた杉元くん)

2着  だった

全部やった  やることは

 

 

 

こうつぶやくと大泣きしたのでした。

 

厳しいですね。

子どもたちがずっとスポーツをしていたのでわかっているのに、このマンガに清々しさだけを見ようとしていました。