実はその舞台には自分もいたりして
アンカーのランです。
今週も月曜日から週末を待ち焦がれています。
今日も仕事では何人もの人と話し、笑顔をもらい、お昼ご飯ここで一緒に食べようと誘ってもらい、それなのに何がしんどいのか、何が不満なのかと。
不満というのではないのです。
ただ見通せないだけだと思う。
あとどのくらい頑張れば、まぁ思い通りではないけど私の人生はこんなものかな、と毎日をゆったり味わえるようになるのか。
あとどのくらい待てば、リハーサルではなく本番の舞台に立てるのか。
本当はわかっています。
私の人生はこんな感じなのだろうし、リハーサルなんかではなく生まれた時からずっと本番ということを。
本番といっても、フィギュアスケートとか体操とかピアノとかみたいに大勢の観客の前での本番ではないし、入試や就活みたいな緊張場面は数えるほどです。
めったに観客もいない。
だから本番のような気がしないのでしょうか。
赤ちゃんの時は夜泣きをして若い母を困らせたようでした。
敏感な赤ちゃんだったのでしょう。
暗闇も高い所も怖がる子どもに育ち、それは今でもあまり変わりません。
なので、怖がりで緊張の高い人の気持ちはよくわかります。
舞台袖で心配するようにもなりました。
でも実はその舞台には自分もいたりして、と思うのです。
本番の舞台に立っているのに、緊張していて実感がない自分。
何て声を掛けてあげよう。