生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

プレゼントできる人がいる幸せ

f:id:kannpai:20211224192901j:plainアンカーのランです。

 

1年にいくつかあるイベントですが、もう全然と言えばウソだけどほとんど気にならなくなりました。

 

子どもたちの学校がらみのイベントもある頃は大変でした。


家族の特別な日。


自分の役割というか、私が勝手に義務とかを感じていたのですね。

 

学校がらみがなくてもです。

お誕生日なのに。

クリスマスなのに。

お正月なのに。

出発なのに。

 

できていない、しないといけない、と思うのでした。

 

でも、それを思うことすらできなくなってしばらく経ち、義務ではなくて自由に気まぐれに、いつかそんなイベントを味わえたらいいなと思うようになりました。

 


今日は長男はテレワークで家にいましたが、終わったら彼女と待ち合わせだと言っていました。

 

そっか。クリスマスやもんね…

 

それで、彼女にクリスマスプレゼントをもらったことがあるのを思い出して、え?毎年もらってる?と記憶が戻って来て、急に思い立って、何かお菓子でも買って来て渡してもらおうとお店に急いだのです。

 

所々できている行列にビックリしました。

 

クリスマスケーキを予約して当日受け取りに行ったことなんて一度もありません。

 

行列の人たちがしっかり先のことを考えられていることに、たぶん他のことでも余裕を持って行動できているだろうことに、つくづく羨ましくなりました。

 

当日になって、どうしよう、とか思うことあんまりないよね。なので心はそんなに疲れなくて次のこともゆっくり考えられるよね。だから失敗も少ないよね。

 

余裕のある人たちのことを、決して妬ましく思ったりはしないです。

ただ羨ましい。

 

本当は自分もそうであるはずなのに。そのくらい能力を持っているのに。

妬みというのは、そんなふうに思う時に生じるのでしょうね。

 

でも、私にそんな能力、そんな気持ちの余裕がないのは確かなので。

だからただ羨ましいのです。

 


今日は誰にもケーキは要りません。

なので、混雑している売り場をすり抜けました。

 

二人が楽しく過ごす時間に邪魔にならないような小さなお菓子と、昨年からマイブームのドイツ製の小さなタオルハンカチを1枚。

 

プレゼントできる人がいるのは本当に幸せです。