生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

せめて後悔がこれ以上増えないように

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アンカーのランです。


時々一緒に仕事をしている若い人が、結婚が決まったことを教えてくれました。
先月のことです。


喜びと、遠くに行かれるなら寂しいという一瞬の自分勝手さで、おめでとうを何度も言いながらも内心ちょっと複雑だったのでした。


そして今日またその人と会い、神社で式を挙げることとか、披露宴でドレスも着るので来週合わせに行くこととか、夢いっぱいの予定を聞いたのです。


嬉しくてたまらない自分になっていました。
私よりずっとしっかりしている人なのに、何でもやってあげたい、と。



職場の方でも、いつの間にか婚約指輪をつけている若い人がいます。


新しい門出を近くで見られるのは嬉しいです。


そういえば、転職で関東に行ってしまう長男と、こちらでやりたい仕事がある彼女は、どんな計画を立てているのでしょう。
学生時代から結婚を決めているのに。


とても若い二人が結婚したいと言った時、就職して落ち着いてからの方がいいと思う、と余計なことを私も夫も言ったのです。


その時の私の言葉が今も長男に影響を与えているのだとしたら、もう本当にどうしたらいいんだろう。


それに私は、自分自身のとてつもなく大きな後悔と一緒にずっと生きている場合じゃないでしょう。


もう、自分のことはどうにもならないのだから、若い人たちに自分ができることを探さないといけないんじゃないか。


せめて、後悔がこれ以上増えないように。



ひたすら日々を重ねるだけで来ましたが、いつかは光が見える方向だとかすかに信じていました。


光が見えると今よりしっかり歩いて行けると思うのに、なぜかいつまでも見えないのです。


もしかしたら方向を間違えたのかもしれない。


若い人に聞くわけにもいかないし‥。