商店街でガラガラを回した気分
アンカーのランです。
早く過ぎてほしい季節です。
とにかく早く。
この暖かい空気も、もうすぐ咲く桜も、コロナの話題も、病院の映像も、救急車のサイレンも。
見たくない、聞きたくない、感じたくない。
必死に他のことに意識を向けても、一瞬で引き戻されてしまうのです。
必死さが足りないのか、忙しさが足りないのか。
自分は本当に最低だと思う気持ちと、これほどの罪悪感を持ちながらよく日々を重ねたね、と褒めたい気持ちも、交互にやって来ます。
そして後ろからは、褒めたいだなんて、なんて厚かましい自分、と。
生きて行くには仕方ないのですけど。
ところで今日、異動を言い渡されました。
来月からです。
今の職場にはあと3、4日しか行けないということ。
気持ちが複雑過ぎて、もうどうでもいいか、が出てきました。
昔、商店街の抽選で回したガラガラを思い出します。
6角柱とかの木の箱に取っ手がついていて、それを回すと白や赤の玉が飛び出して来ました。
もう何色でもいいです。