お嫁さんと一緒に餃子を
アンカーのランです。
お嫁さんと一緒に餃子を作りました。
私の餃子なんて本当に適当です。
豚肉のミンチ、茹で白菜とニラのみじん切り、それを混ぜてゴマ油と塩コショウを加えるだけ。
皮はもちろん買って来たものです。
スプーンで具を載せてキュキュッとヒダをつけてくっつけると、お嫁さんが「器用ですね〜」ととても褒めてくれました。
この家に来てくれて一ヶ月以上経ちます。
手伝います、と何度も言ってくれたのに、私は自分がまだほとんど料理ができないこともあって、いいよいいよ、と何も頼みませんでした。
でも、お嫁さんは、何か手伝う方が居心地がよかったのですね。
昨夜なんかは、ちょうど捨てに行こうと置いていたゴミ袋を見つけたお嫁さんが、これ捨てに行ってもいいですか?いつも色々してもらってるのでこのくらいは、と。
今度は何をしてもらおうかな。
結構難しいです。
負担になってもいけないし、ちょうどいいくらいを考える余裕が私にはないのです。
とりあえず親しみを伝えるために、丁寧な言葉を使うのをできるだけやめてみました。
手先はまぁまぁ器用だけど、実はコミュニケーションは不器用なんです。
早くそれをわかってもらわないと、思いがけないところで誤解を生むかもしれないです。
何を手伝ってもらおうかな。
だって急にこんなことになったのです。
長男が出て行くのにまさかお嫁さんだけが来てくれるなんて。
嬉しいけれど戸惑うばかり。
戸惑うけれど、早くこの状況に慣れて幸せを感じないと、と思います。