生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

戻りたいと思う日常がある幸せ

アンカーのランです。

 

最近、友人の一人から、日常に戻りたい、という言葉を聞きました。


コロナ禍であることとは関係ない話です。


心当たりがありました。



家族のことで大きな心配事を抱きながら、食べ物の味もしない毎日を送ったり、昼も夜もわからないほど悲しみの中を過ごしたり。

そんな時。


それほど大きくなくても、全然知らない人と関わったり、全然馴染みのない場所に居たり。

そんな時。


もっと小さくてもです。
この間の面接は結局不採用となりましたが、その面接の帰り道にも。


いつもの場所に戻りたい。


早く家に帰りたい。


帰れば帰ったで夫に文句を言ったり、出来ていないことを数えたり、悲しみに暮れたりするわけですが。


それでも、日常に戻りたいのですね。 


そこがまだ一番安心できるからです。


一番緊張しない場所だからだと思います。


戻りたいと思う日常がある。


これってとても幸せなことだと、友人の言葉でしみじみ思ったのでした。