アンカーのランです。
次男の夢を見ました。
次男が料理本を何冊も買っていて、この間帰って来てくれた際に「茶碗蒸し」を作ってくれたのを思い出し、よし、私も作れるはず、作ってあげよう、と思うのですが作り方がわからない、それで次男の料理本をこっそり見ている。
もう関東の家に帰っていないのに、なぜか途中から登場する次男。
母さんが料理できなくなってる、と感じながらも動揺を隠して笑っています。
全部、夢。
無意識の領域にはやはり、この間帰って来てくれた時に手料理を出したかった、がずっとあるのでしょう。
そう言えば、この間長男が作ってくれた「鶏そうめん」が美味しかったです。
若い人は、材料をぱぱっと入力してそれで出来るメニューを検索、片手で作り方を見ながら容易く料理するのですね。
すごいです。
お昼時に素麺だけがあり、まだ冷たいものよりは温かい「にゅう麺」の方がいいかな、どうしようかな、と言う私に、長男がさっと立って動いてくれたのでした。
鶏ガラスープに麺つゆとおろしニンニク、ごま油、黒コショウ。
素麺を茹でるのと彩りの錦糸卵を作るのだけは私がしました。
にゅう麺ってどんなのかとお嫁さんに聞かれて、もう何年も作っていないな、と懐かしく思い出しました。
茶碗蒸しも、にゅう麺も、卵豆腐も春巻きも桜餅もわらび餅もバナナケーキも子どもたちが小さい頃には作っていたのに、子どもたちの記憶には残っていないだろうな、とちょっと残念でした。
大人になってからの長い人生、昔、母親が作ってくれたものが結構心のエネルギーになると思うのですが、やっぱり私は我が子にはあげられなかったですね。エネルギー。
いつも精一杯頑張ってきたつもりなんですが。
まぁ仕方ないです。