助かったよ、と父に報告しました
アンカーのランです。
今日は特別な日になりました。
ドクターから検査結果を聞いて診察室を出たあと思い浮かんだのは、生き延びた、でした。
帰りの車の中でも、一人でつぶやいていました。
本当はこの2週間ずっと不安で仕方なく、いつも深呼吸を意識して、それでももうどうしようもないくらい悲観していたのです。
なんで?と嘆いたり、いよいよか、と覚悟したり。
他にも経過観察中というのがあるので、症状が出るとすぐに生死を考えます。
やっぱりもう少し生きたいな、まだやれることがあるのにな、と強く思うのでした。
なので、日々何が起きても、生死の問題に比べたら小さいです。
今日はとにかく助かりました。
気づけば父に、助かったよ、と報告していました。
父の分も生きないといけないのに、終わってなんていられない。
ところで、助かった話はすぐに友人に伝えました。一緒に子育てをした、自分のことをおろそかにして人に気遣う友人です。
でも、夫にはまだ伝えていません。
結果もですがその前からのことも。
なぜかと言うと、聞かれないからです。
家族には心配をかけたくない、というのが昔からの習慣で、自分の不調はあまり話さないので、気づかないのでしょう。
母にも父にも弟にも、心配は掛けたくなくて、ずっとこうしてきました。
私の人生です。もうそれでよかったんだと思う。
だから、そのスタンスのままでもいいので生き続けないといけないと思っています。