長男が帰って来て
こんにちは。ランです。
ピンチという言葉に一時的というニュアンスを感じてきましたが、私の誤った思い込みだったでしょうか。
しかも、ピンチは乗り越えられたらお釣りがくる、みたいな。
試練、よりもちょっと保障とか希望がある感じがします。
これもただの偏りだったかもですね。籠もっているからって何を訳の分からないこと考えてるんだか。
今朝、長男が帰って来ました。
昨夜遅くに、夜行バスの中からLINEで知らせてくれて知ってはいたのです。
それでも私は、実家にいるお嫁さんも今日あたり帰って来る予定で、ここで会いたいから長男も帰って来るんだろう、とひねくれたりしていました。もちろん言いませんが。
でも顔を見るとやっぱりすごく嬉しかったです。
もちろん一番は、新しい家族でいつまでも仲良く暮らしてくれるなら、もう誰もここには帰って来てくれなくてもいいからね、なんですが。
ところでお嫁さんは、実家に帰るやいなや抗原検査の結果が陽性、私は検査キットの入手が数日遅れましたが陰性でした。
誰がいつからウイルスを持っていて、いつからはもう移さないなんて、わからないのです。
なので私は多い目に仕事を休むことにしました。
職場では私よりコロナに対して心配の大きな人もいると思ったので。
長男が帰って来てくれると、たちまちエネルギーを補充してもらえます。
テレワークなので少ししか話せませんが、転職した仕事もうまくいっている様子。
いつも面倒くさがりの振りをしていますが、本当はとても真面目で頑張り屋なのを知っています。
今晩は友だちと会うから、と昔から全然変わらない穏やかな表情。
テーブルの上に積み上げられていた英語の参考書をパラパラとめくって、これ2冊ともやったん?と少し驚いた表情。
長男の使っていた参考書ですが、その中に私の字を見つけたのですね。
書き込んだのは長男の大学受験の頃のはずです。
あの頃も思っていた、子どもたちに恥ずかしくない母になりたい、をまた噛みしめました。