ぶらぶら逃げていよう
こんばんは。ランです。
先日書いた、日本赤十字社の記事の続きです。
見えない敵(ウイルス)への不安
↓
特定の対象を見える敵と見なして嫌悪の対象とする(敵がすり替わってしまう)
↓
嫌悪の対象を偏見・差別し遠ざけることで、つかの間の安心感が得られる(本当の敵を見なくなる)
私は紙ベースで見たのですが、その時に感じたことを思い出しました。
見えない敵、ってウイルスに限らないな、ということ。
将来への不安、漠然とした不安、解決できそうもない大きな悩み。くすぶっている怒り。
原因がだいたいわかっているイライラまで含まれる気もします。
誰かに向けてしまうのです。
私もしていると思う。心の中でですが。
誰もわるくないなんて、持ちこたえられないから。
でも、すぐにその嫌悪は自分へと向きを変えて、倍増してやってくるわけですね。
あぶないあぶない。
敵をすり替えてはいけないです。
誰かを敵にすり替えるくらいなら逃げ続けろ、と思います。
ぶらぶら逃げていると、美味しそうな匂いがしてきたり、興味の湧くものが現れたり、突然何か降って来たりするかもしれません。
しばらくここに座ってようっと思う場所が見つかるかも。
そして同じような思いの誰かがそこにいる可能性だってあります。
とにかく、不安や悩みや怒りを誰かに向けなくてよかったな、とそれだけでもほっとして、自分をもっともっと信頼できるようになると思う。