生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

ぶらぶら逃げていよう

こんばんは。ランです。

 

先日書いた、日本赤十字社の記事の続きです。

 

 

見えない敵(ウイルス)への不安

特定の対象を見える敵と見なして嫌悪の対象とする(敵がすり替わってしまう)

嫌悪の対象を偏見・差別し遠ざけることで、つかの間の安心感が得られる(本当の敵を見なくなる)

 

 

私は紙ベースで見たのですが、その時に感じたことを思い出しました。

 

見えない敵、ってウイルスに限らないな、ということ。

 

将来への不安、漠然とした不安、解決できそうもない大きな悩み。くすぶっている怒り。

 

原因がだいたいわかっているイライラまで含まれる気もします。

 

誰かに向けてしまうのです。

 

私もしていると思う。心の中でですが。

 

誰もわるくないなんて、持ちこたえられないから。

 

でも、すぐにその嫌悪は自分へと向きを変えて、倍増してやってくるわけですね。

 

あぶないあぶない。

 

敵をすり替えてはいけないです。

 

誰かを敵にすり替えるくらいなら逃げ続けろ、と思います。

 

ぶらぶら逃げていると、美味しそうな匂いがしてきたり、興味の湧くものが現れたり、突然何か降って来たりするかもしれません。

 

しばらくここに座ってようっと思う場所が見つかるかも。

 

そして同じような思いの誰かがそこにいる可能性だってあります。

 

とにかく、不安や悩みや怒りを誰かに向けなくてよかったな、とそれだけでもほっとして、自分をもっともっと信頼できるようになると思う。